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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■せんと・おぶ・うーまん/『妖怪馬鹿』(京極夏彦・多田克己ほか)
早いなあ、2月ももう終わりだ。
来月は三日も早く給料が出るぞ。嬉しいなったら嬉しいな。……もうすぐ四十郎が何を浮かれてんだ。
洗濯物が溜まりに溜まっているので(私のではない。女房のだ)、自分のもまとめて洗濯をする。
ところが女房、私が洗濯を終えたあとになって1週間着続けのシャツやら、数日はき続けの靴下を何足も持ってくる。
で、そんな調子なのに、「体が臭い、なんで?」なんて、どまぐれたことを言い腐るのだ、このバカは。
「……さっさと風呂に入れ!」
私ゃクリーニング代がもったいないので、上着を着続けることはよくあるが、下着は二日と同じものは着てられん。特に靴下なんか、一日で臭くなるではないか。
なぜ毎日洗うということが出来ないのか、と聞くと、「もったいないから」と答える。きちんと洗いもせず履き続ければ、靴下がボロになるのも早かろう。かえってそっちの方がもったいないはずだ。
洗濯して干すのが面倒臭いだけじゃないか、このウソツキめ(~_~メ)。
私が女房の分まで洗濯をしたりすると、このバカは「次、着ようと思ってたのに!」と文句を言うのである。
「だからその下着、何日着てるんだよ!」
「まだ三日(^^)」
「……洗え!(>_
もう何百回と繰り返した会話だ。
それにしても、洗濯をしてやって文句を言われる夫ってのも滅多になかろうな。
AIQのエロの冒険者さんから、『サウスパーク』中、恐らくは一、二を争う問題作であろう『チンポコモン』上映会のお誘いメールが来る。
『公式版サウスパーク・コンプリート・ガイド』(こいつも私がまだ殆ど読んでもいないのに女房が片付けてしまったので、1時間かかって探し出した)を見る限り、テレビ放映の順序から言えば、4日の『流星物語 カイルとケニーのユダヤスカウト』の次に『チンポコモン』が来るはずなのだが、しっかりすっ飛ばして11日の放送は『宇宙戦士! 腹ぺこマーヴィン』。
まあ、日本企業の陰謀で『チンポコモン』を見ていた子供たちが「て○か○」を起こす、なんて内容の話、逆立ちしたって日本じゃ放送できんわな。
この分じゃ、日本版DVD発売の際もカットされかねない。この機会を逃してなるものか、と、慌てて「行きます行きます」と返事のメールを送る。
このページを読んでる劇団のメンバーで、「あちきも行きたいでありんす」(意味なし花魁言葉)、という方がいらっしゃったら、明日までに連絡ください。
ちょっと今日はバタバタしちゃったので、読んだ本や見た映画の感想は明日書く。書けるヒマあるのか?
京極夏彦・多田克己ほか『妖怪馬鹿』読む。
対談の間に挿絵代わりに挿入されている京極さんのマンガが楽しい。有名マンガ家の模写なのだが、赤塚不二夫、永井豪、山上たつひこを初め、吉田戦車、しりあがり寿といったオタクなマンガ家まで、ものによってはホントに本人に描かせてるんじゃねえか、と言いたくなるほど似ているのである。
「豆腐小僧」のイラストなど、日野日出志や唐沢なをきまであったぞ。京極さんが相当なマンガフリークであることがよく分る。これが読めるだけでもこの文庫、買って損はしない。
口裂け女やトイレの花子さんを例に出すまでもなく、「妖怪」はフォークロアとして現代でも生き残っている。たとえどんなに科学が発達しようと「妖怪」はその概念を変容させつつ、「得体の知れないもの」を我々が認識するひとつの方法として語り継がれていくのだろう。
ただ、20世紀が映像の世紀であったことは妖怪たちにとってはやはり不運だったのではないか。京極さんが「妖怪が妖怪たるためにはキャラクター化されることが必要」というのには賛成だが、現代はあまりに絵師が多過ぎ、「決定版」たるキャラクターがかえって存在しにくくなっている。水木しげる御大の絵にして、「口裂け女」などはとても魅力的とは言えないキャラクターであった。
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02月28日(水)
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