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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■安達祐実は30代を演じる夢を見るのか?/『原作完全版 魔法使いサリー』(横山光輝)
初めて読んだ「最終回」、台風で死んだ少女を助けるためにパパに頼み込んで交換条件を出され、サリーは「悪魔の国(原作では「魔法の国」ではない)」に帰る。よっちゃん、スミレちゃんへの挨拶もなく、いささか寂しい。アニメ版では魔法使いであることがバレたサリーとよっちゃんスミレちゃんとの間で悲しい別れが長々と演出されていたが、原作はあっさりしたものである。というか、第一話の密度に比べると、いささか手を抜いている感がすることは否定できない。『サリー』がアニメ化されていなかったら原作はまだまだ続いていた可能性は高く、もしそうだったらもっと叙情たっぷりな最終回が見られたかもしれないという気がどうしてもしてしまって、原作とアニメのコラボレーションがもう一つうまくいっていなかったのだなあと残念に思うのである。
04月26日(火)
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