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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■今から2ヶ月後のプレゼントで悩んでいる男の愚痴/『華麗なるロック・ホーム』(手塚治虫)ほか
声優は『ウルトラQ』第一話『ゴメスを倒せ』の次郎少年の声や、『少年忍者風のフジ丸』のフジ丸、『サザエさん』の三平(初代)を演じた小宮山清。テロップは失われていて、耳で確かめたから本当は断定はできないのだが、特徴のある声だからまず間違いはなかろう。けれど、アニメ用にキャラデザインに若干変更が施されているので(髪のカールがやや直線的)、これをロック初出演作と言っていいものかどうか、ちょっと異論はあるところだろう。ほかにもこのテレビアニメ版は原作が短いためにいろいろな改変がしてある。原作にはないライバルに佐々木小次郎を起用したり、悪役にロンメルやアセチレン・ランプを配してドラマに厚みを持たしてある。
同様に、第30話『ZZZ総統』でのロベールもキャラデザインが全く変えられていて、『罪と罰』のラスコルニコフみたいなキャラになっている。声優は『エースをねらえ!』愛川マキや『忍者ハットリくん』ケン一の菅谷政子(これも耳での確認)。もしかしたら『アトム』の全話を見るとどこかにロックが出て来ているかもしれないが、さすがに全話を見返す時間と気力はない(^_^;)。誰か熱心なファン、調べなさい。
ハッキリとロック初出演作と言えるのは『リボンの騎士』(1967〜1968)のフランツ・チャーミング王子(声・喜多道枝)だろう。ジュラルミンだのナイロンだの、『リボンの騎士』のキャラクターには鉱物や加工品の名前が付けられてたのに、サファイヤの相手たるフランツが普通の名前だったのはちょっと不思議に思っていた。ホントは好きなくせによくサファイヤと口ゲンカしていたのは、高橋留美子の『らんま1/2』の乱馬とあかねにまでしっかり受け継がれている黄金パターン。でも、やはり初期のロックは映像化作品でも正統派二枚目であって、ちょっと物足りない。
さて、他の役でなくまさに極め付けロックとして登場したのが実写とアニメの合成作品、水谷豊主演作としても有名な『バンバイヤ』(1968)。ロックを演じたのは佐藤博(後半は梶健司)という俳優さんだが、どうも私には記憶が薄い。戸浦六宏の熱海教授の印象のほうが強かったせいかも。「佐藤博」で検索しても同名異人が多すぎてプロフィールが解らない。大島渚の『日本春歌考』に出演していた佐藤博と同一人物なのだろうか。
佐藤さんはエンディングの「ロックのバラード」も歌ってたそうだが、さて、どんな歌だったか。毎回楽しみに見てたのにこんなに記憶というものは消えるものなのか。ファミリー劇場あたりで再放送してくれんかなあ。
枚数オーバーしたので続きは明日の日記にて。
10月21日(月)
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