ID:10788
無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
[491718hit]
■コギャルかく語りき/DVD『久里洋二作品集』/『ヒカルの碁』18巻(ほったゆみ・小畑健)ほか
いやホント、マンガのキャラで「コイツいい女ー!」なんて思ったの、久しぶりじゃないかな。碁会所のオヤジたちの間で一歩もヒケを取らない打ちっぷり、毅然とした態度、こういう女を落としてこそ男の本懐ってもんだろう(古い表現でスマンねえ)。モデルはもしかして監修の梅沢由香里四段か? もっとも梅沢さんはちゃんとプロ試験に合格してるし、イイ男性にも巡り会えてるようだけれども(ご結婚おめでとうございます)。
やっぱ、現代の若い男って、みんな本気で軟弱化してるからさあ、「男を必要としてない女」、ありふれた言い方だけど「自立してる女」とは付き合えなくなってるんだよね。どうしても「女を守る」視点でしか女を見られないもんだから、必然的に「バカオンナ」しか引っ掛けられない。おかげで世の中の一人身の女ってのが、必然的にみんな「イイ女」揃いになる。ああ、もったいない。
……いや、ホントに現実にイイ女があぶれてるわけじゃないんだけど、そう感じるくらい、リアリティがあるってこと。現実にいないかなあ、奈瀬。いたら真っ先にパトロンになってやるのに(カネねーだろ)。
ほったさん&小畑さん、月刊とかに『明日美の碁』とか描いてくれないかな。「奈瀬明日美写真集」でも可(^o^)。
CSチャンネルNECOで何気なく『パンツの穴 キラキラ星見つけた!』を見てたら、どこかで見たような人がチラホラ出てたんで驚く。
主役の西野妙子は、このあともなんかアイドル歌手やってたみたいだけど、言っちゃなんだが顔に華がないからねー。『プレイボーイ』のグラビアで何度か見かけたっきり、どこかに消えてっちゃったけれど、それも仕方がないかなって感じ。
それよりも浅野忠信だよ(^_^;)。これがデビュー2、3作目くらいか?
いや、ヘタとかいう半端なレベルじゃないって。キャスト順位で言えば三番めだってのに、存在感も全くないし、これがよくもあそこまでブレイクしたもんだ。当時この映画を見てたとしても、あとになって出演してたなんて絶対気づかないよな。
中身の感想は特になし。
なんか、この『パンツの穴』シリーズって、第一作こそ菊地桃子主演で正統派アイドル映画的扱いがされてるけど、本質的にはB級C級アイドルの底上げ救済映画じゃなかったか。だって日本映画データベースで検索かけてみたけどさ、全8作中、私が知ってるアイドルって、志村香と中野理恵と西尾悦子(らんま1/2の主題歌歌ってころはあんなに脱ぎまくることになるとは思ってなかったなあ)くらいのもんだったぞ。私が無知なだけかもしれんが。丸典善カイって誰だよ。
ナンシー関『何もそこまで』(角川文庫・500円)。
買い忘れてた旧作。話題は1995、6年ころで、世間が阪神大震災とオウムで騒然となっていたころ。アニメでは『エヴァ』が始まった年だね。もう七年前になるのか、時が経つのは早い。
けれどそんな世間の流れに逆行するようにナンシーさんはテレビ番組のみを切っていく。オウムにナンシーさんが触れるのは、横山弁護士のコワレっぷりを描写する時だけだ。この態度がホントに潔くてよかった。
もちろん七年前の記事だから、今やナンシーさんの読みが外れたねってところはある。「『徹子の部屋』にホンジャマカは招かれても爆笑問題は招かれない」というのは今やニュアンスとしても事実としても違ってしまっている。
けれど当時の我々の「感覚」はそうだったのだ。爆笑問題がほんの5、6年ほど前までアナーキーだったことを覚えている人も若い人の中にはいなくなってきつつある。説得力のある「時代の表現」をなくしてしまったという空虚な気持ちは、今、じわじわと広がってきている。
08月07日(水)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る