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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■トラノアナ潜入記/舞台『弟の戦争 GULF(ガルフ)』
「メイドカフェは女性が入っても『ご主人様』と言ってくれるのだろうか?」と鴉丸嬢は気にしていたが、男性専科とは謳ってなかったように思うから、大丈夫なのではなかろうか。もっとも、本当に入る気があるかどうかは疑問だけれども。
東京のグータロウ君からしげと私の携帯にメールが来ていたので見てみると、先日お送りした「こどもびいる」が届いたとの知らせだった。
「こどもびいる」の正体は、昔からある「ガラナ」とか「アップルタイザー」ってやつなのだが、コップに注ぐと黄金色で泡が立ち、ビールのように見える。
そこに着目した福岡の「下町屋」という店が、数年前にラベルを貼り替えて売り出したら、これが爆発的にヒットした。福岡では、レストランのメニューに入れているところもあるが、去年あたりからはデパートなどでギフト用に売られているものも見かけるようになっている。そこから全国区に人気が広がっていったものらしい。
『はなまるマーケット』や『やじうまプラス』でも紹介されたというので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれない。東京でも何軒か、売ってる店があるようなのだが、グータロウ君のうちの近所ではまだあまり見かけないようなので、話のタネにお送りしてみることにしたのである。
取り扱い店に頼んだのは日曜日だったから、ちょっと届くのが遅れた感じだが、台風の影響か何かだろうか。随分喜んでいただけたようで、みんなで飲んでいる写真まで添付している。しげのとこに送ってきた写真はお子さんがビンをラッパ飲みしてる姿で、ちょいと行儀は悪いけれども「こんなに大人ぶってるよー」ということか(笑)。これがきっかけになって、うっかりホンモノのビールに興味を持ったりたしないでほしいものだが。
「こどもびいる」を一番楽しめるのはやはり小学生のお子さんがいる家庭だろうなあと思っていたのはドンピシャだったようで、嬉しいことである。。
ネットでも注文できるようなので、ご興味のある方は、「こどもびいる」で検索してみてください。
鴉丸嬢をお宅に送り届けて、帰宅は11時。
ちょっと遅かったが、しげが「こどもびいる」の反応が聞きたいと言うので、東京のグータロウ君のうちに電話を掛ける。
口調で受けていただいた様子が分かって、こちらも嬉しい。
お子さんが「ラッパ飲み」していたのは、ちゃんとコップに注いで飲んだ後、ふざけて空ビンを口にしただけなので、躾が行き届いていないわけではないよ、とのこと。猿股失敬。あとはお子さんがたが学校で「こないだビール飲んだよ」とか誤解されるようなことを言わないように気をつけてもらえばよいかと思う。
でもってまた劇団の話、芝居の話などを少々。
今日の芝居、鴉丸嬢も面白がっていた話をすると、「マンガの参考になればいいねえ」との言葉。グータロウ君も鴉丸嬢がプロを目指しているのは知っているから、これは叱咤激励の言葉である。鴉丸さん、ホントにね、いろんな人から期待されてるんだからね、根性入れて頑張りなさいよ。
また長話になりそうな感じだったのだが、あちらの背後で何やら音がした。「ちょっとごめんね、今日はこれで」と挨拶もそこそこに電話を切ることになってしまった。どうやら緊急事態が起こった様子である。台風も東京を直撃のようだし、先日から彼の日記でも何度か書かれていたので、何が起こったのか、事態の中身は見当が付く。ヒトの不幸を喜ぶようで恐縮なのだが、先日、メールでも「『ふるやのもり』に取り憑かれてるのかい?」と書いて送っていたのである。でも「妖怪屋敷」に住むなんて滅多にできる経験ではないし。ほかにも「家鳴り」とか「吹っ消し婆あ」とか「網切り」とかいるんじゃないか(笑)。
蛇足ではあるが、「ふるやのもり」の昔話について、ご存知のない方へ、だいたいの筋を解説しよう(確か昔、テレビアニメ『日本むかしばなし』でも紹介されたことがあったと記憶している)。今回は特別に「博多弁バージョン」である(笑)。
ある嵐の夜、村外れの農家に、泥棒が忍び込んだ。そこには爺さんと婆さんが寝ていたが、寝物語にこんなことをお喋りしている。
「なあ爺さん、こげなえずか夜に泥棒の来よったら、どげんするとね」
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08月25日(木)
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