ID:10788
無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
[491661hit]

■批判は言葉で言え/『WāqWāq(ワークワーク)』3巻(藤崎竜)
 岡野剛作品は『ぬ〜ベ〜』のころから、絵柄に対する興味だけでしか買ってないのだが、おかげでしげからも「何でこんなの買うん」と言われてしまう始末。確かに小学生向けだと言うことを割り引いて考えても、この話で10週打ちきりにもならず、5巻まで続いたってのは、それこそ立派なんじゃないか。いや、これは皮肉。なんで「未確認生物を救う」話が最後はやっぱりバトルで終わるかね。
 「未確認生物」ってアイデアは悪かないんだが、ちょっとおふざけに過ぎたのが、テコ入れしなきゃならなくなった原因じゃないかって気がしてならない。そりゃ、『ぬ〜ベ〜』のときも出てくる妖怪、全部おふざけで見てて痛くてかなわなかったが、それ何の間違いやら、受けてしまった。それがそもそもの不幸で、まぐれで一回成功したからって、自作の焼き直しをここまで堂々と臆面もなくやらかしちゃ、「ほかに描けるものないのか」という批判を受けたって仕方がないと思う。
岡野さんがジャンプでお呼びがかかる可能性はかなり低くなったと思うけれども、 この人の場合、原作を付けてあげたほうがよかないか。どうも描きたいものがハッキリしてないように思えて仕方がないのである。

05月07日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る