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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■それはそれなんだってば/『プラネットガーディアン』1〜3巻(高坂りと)/『サトラレ』4巻(佐藤マコト)
> 僕はそういうのも含めて嫌なんです。
> 「ほら、原作者もこの映画を嫌がってますよ」
> と観客に示して自虐的な笑いをとってるわけだけど、これって原作者に対してすごく失礼でしょ? 自分は原作者に嫌がられるような映画を作っていると自覚していて、なおかつスクリーンでそれをアピールしてるんだもの。
> そもそも、原作者ってのは映画の内容にはほとんど口出しできないものです。映画化権を売ったが最後、どんな映画になるか、監督を信頼しておまかせするしかない。
> たとえ心の中で「こんな映画は最低だ」と思っていても、おおっぴらにはそんなことは言えないし、作り笑顔を浮かべて映画の宣伝にも協力しなくちゃいけない。
> そんな原作者の弱い立場をさらに踏みにじっていると、僕には思えるのです。
> もちろん、これは主観の問題なんで、どっちが正しいとは言えません。たぶん藤原さんと僕の感じ方の違いは、作家かそうでないかに起因すると思います。
> 自分の作品が映像化された場合のことを考えると、シリアスな話をギャグにされたり、主人公に「殺人が好きなんです」とか「次はあんたを犯人に仕立て上げる」なんて言わされたりしたら、はらわたが煮えくりかえると思います。それを想像すると、とても嫌な気分になるのです。
> どうも大林氏という人、原作というのは原作者からの預かりものだと思ってないんじゃないか、映画化権を手に入れた以上、どんなにめちゃくちゃにしてもかまわないと思ってるんじゃないか――そんな気がするんですよね。
> まあ、大林氏にかぎったことじゃないけど。
> しかも、改変して原作より面白くなるならまだしも、かたっぱしからコケてますからね(^^;)。『時かけ』や『転校生』って、数少ない成功例なんですよね。
正直な話、随分トンチンカンなレスだとは思ったが、何かレスがついても反論する気はなかった。もともと、「記憶違いではないか」の事実確認のための質問であって、「原作を改変することはどこまで許されるか?」ということを山本さんに聞きたいわけではなかったからである。
この手の議論はもう若いころに散々し尽くしてきて、私にとっては今更であるし(そうなんだよなあ、あそこの掲示板って、私が10代、20代のころに散々してたことを未だに繰り替えしてるんだよなあ。若いころよっぽど他人と会話したことない人間が集まってるんだろうねえ)、それはレスの流れの趣旨にも反する。
こういう場合、更に山本さんに絡んで、愚にもつかない言葉を垂れ流してるのがあそこの定連さんたちなんである。それが結果的にあの板を荒らすことになる。私は別にそんなアホなマネをするつもりはないので、またさっさと退散することにした。ルールにも「平行線になった議論は切り上げる」とある。
山本さんが「これは主観の問題なんで、どっちが正しいとは言えません」と語っている時点で、論題は消滅しているのである。話を続ける意味はない。……と言いながら、「主観の違い」ってのには賛同するけれど、ホントは「作家かそうでないか」は原因じゃないんだけどね、と余計なヒトコト(^_^;)。
『アルマゲドン』論争だって、適当なところで切り上げるアタマを定連さんたちが持ってたらよかったんだけどねえ。
マンガ、高坂りと『プラネットガーディアン』1〜3巻(エニックス/ガンガンコミックス・各410円)。
オビの「キュート&毒注意な絵ですが、ブラックなギャグマンガです!!」という惹句に引かれて購入。
でもそんなに毒が強いってほどでもなかった。魔女っ子ものの変形なのだけれど、そのアレンジが今一つ効果を上げていないのがネック。
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07月15日(火)
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