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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■AIQ(オタク・アミーゴス・in・九州)始末/DVD『ノストラダムスの大予言』
要するに今度の『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』に吉岡美穂が出演していて、彼女がアデランスのCMに出ているから、というのがネーミングの理由なんだが、こんなアホなの、定着されてたまるか。まあほっといても誰も使わないと思うけど、まかり間違ってファンが使い始めたりしたら、世も末である。
ぴんでんさん本人はとても面白いのだが、ギャグセンスは決定的にない。ツクリに走らず、自然体の面白さを見せていただいた方がずっと楽しいのだが、つまらぬプライドがジャマをして、開き直りきれないのが惜しい。
みなさんの反応も鈍かったせいか、ぴんでんさん、どんどん絡み酒になり始める。私に「なんでホームページ更新しないんですか! 寝る時間削っても書けよう!」とか「外食ばっかりして自殺願望あるでしょ!」とか。
果ては、「私とエロの兄貴、ホモダチになると思います?」とか聞いてくるのである。酔っぱらってるなあ。そんなことを言うものだから、しげが隣でクスクス笑い始める。どうやら具体的なイメージを思い浮かべたものらしい。浮かべるなよ。
なんだか様子がオカシイ、まるでこれでは、宴席ではひどい絡み上戸であったという太宰治のようだと思ったので、何かツライことでもあったのかと、ふとそう聞いてみたら、ホントにツライことがあったのであった(~_~;)。いやもう、何と言ってよいやら。
ぴんでんさん関係では書けないネタが多いのだけれど、一応解禁していいと許可を頂いた件を一つ。
ぴんでんさんは実は見合いマニアなのであるが、先日も(と言っても随分前だが)、ある女性とお見合いをなされた。美人でオタクに偏見もなく、二人ともなかなかいい雰囲気になって、デートも数度繰り返したある日のこと、当の女性がぴんでんさんにこう呟いた。
「……今晩……、ぴんでんさんのお部屋にお邪魔して、いいかしら」
こういうセリフを一生に一度は聞いてみたいと思わぬ男はいないであろう。私もまだ両手両足で数えるほどしか聞いたことがない(嘘)。
ぴんでんさんはもちろん、否やもない。普段から部屋の整理整頓には心がけているから、いつ何時、何があっても、準備は万端なのだ(何のだ)。頬を少年のように紅潮させ、ジョージ・チャキリスのように小躍りしながら、件の女性を自室へと招き入れた。
「さあ、ここがボクの部屋だよ!」
しかし、ぴんでんさんは忘れていたのである。部屋の中にたった一つ、あまりにそれが自然にそこにあるために、かえって盲点となっていたモノのことを。
部屋に入るなり、彼女は言った。
「あれ、なあに?」
ぴんでんさんの微笑みが、そのまま固まった。
彼女が指し示した指の先にあったもの、それは『スペクトルマン』のDVD−BOXであった。そう、『スペクトルマン』の頭部をそのまま実寸大で象ったというアレである。
「いや、その、これは、スペ、スペ、スペルマ、いや違う、スペクトルマンと言う……」
うら若き彼女は『スペクトルマン』の存在を知らなかった。「わあ、どんなの? 見た〜い!」。もはやぴんでんさんの取るべき態度は一つしか残されていなかった。『スペクトルマン』がいかにアツいドラマであるか、鷺巣富雄が乗り移ったかのごとく(まだ死んでない)とうとうと語りつつ、二人で夜通し『スペクトルマン』を鑑賞したのである。
後日、彼女は母親にこう聞いた。
「ねえ、ママ、『スペクトルマン』って知ってる?」
彼女の母は答えた。
「ああ、あの、『弱いウルトラマン』ね」
見合いの結果がどうなったかは、誰も知らない。
そのあともオタク話、延々と。
「『ウルトラマンレオ』の最終回に杉田かおるは出ていたか?」とか。ZUBATさんが「冨永みーなが出てたのは覚えてるけど」と腕を組む。みんな昔のことでハッキリ思い出せない。私も出てたような気がするがそう聞かれると、何だか自信がなくなる(あとで確認してみたらしっかりレギュラーで出ていた)。
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07月12日(土)
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