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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■巨とか貧とか実はさほど気にしてない。ホントよ/『敬虔な幼子』(エドワード・ゴーリー)/ドラマ『時をかける少女』(内田有紀版)ほか
内田有紀…芳山和子(都立羽田西高校二年生。バスケットボール部部員)
袴田吉彦…深町一夫(和子の同級生)
河相我聞…浅倉吾朗(和子の幼なじみの同級生で実家は銭湯)
森本レオ…芳山勉(和子の父で空港の整備士)
吉沢京子…芳山静江(和子の母)
安室奈美恵…芳山美代子(和子の妹)
佐藤B作…福島隆司(和子の担任。バスケットボール部の顧問)
森口瑤子…小松沙織(羽田西高校の英語教師)
筒井康隆…藤原正道(和子の家の近所の寺の住職)
ドラマは、初め、教室で福島先生が問題を当てるために座席表を見て行くシーンから始まる。このときのカメラワークがスバラシイ。佐藤B作の指の動きと目線の移動、内田有紀が振り返る顔、机を追って後ろに移動するカメラ、そして最後尾の席には……。いやあ、リキ入ってるわ。南野陽子版のクソぶりに比べると「ただのテレビドラマには終わらせない」ってスタッフの気概が見られるね。
内田有紀は声が上ずる癖はあるが熱演。原田知世の弓道着姿もよかつたけれど、内田有紀の体操着姿もいいぞ。とりみきさんがこれにもハマっちゃったってのはよく分る。
それに、大林宣彦監督版を強く意識しているドラマ造りになっているのは見方によってはマイナスポイントだろうが、設定が細かく付与されてリアリティが増してる分、よくなってるところも多々ある。特に、真相を知った和子が一端は一夫を拒絶するのはいい演出である。記憶を勝手に操作されてるのに、それでも「好き」って言えるようになるまでには、やっぱりある程度悩むプロセスが必要だよね。ラストが未来の和子を描くのも大林版と同じだけど、安易に一夫を再登場させなかったセンスも個人的には大林版より上に思える。
ただ、福島先生と小松先生の不倫話と、筒井康隆のゲスト出演は余計だったな。やっぱ関西訛り抜けてないし、ヘタだよ、筒井さん(^_^;)。それから手と手を繋いで超空間を飛ぶのはハズいからやめようね。f(^^;) ポリポリ。
さあ、あと見てない『時かけ』は、中本奈奈版と安倍なつみ&「モーニング娘。」版だけだ! って、見なきゃならんのかよ。
『乱歩 妖しい女たち』と『金田一少年の事件簿・魔術列車殺人事件』についてはもう書いてる元気がない。『乱歩』はそのうちコーナー作る気でいるから感想はそのときでいいや。『金田一』は鈴木杏の可愛さを見るためだけに借りたので、ま、あんなもんだということで(^o^)。
10月25日(金)
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