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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■コギャルかく語りき/DVD『久里洋二作品集』/『ヒカルの碁』18巻(ほったゆみ・小畑健)ほか
 イラストレーターとしての久里さんしか知らない人も多いだろうが、アニメファンにとっては何と言っても実験アニメの久里さん、『殺人狂時代』の久里さん、「アニメーション三人の会」の久里さんである。だから『殺人狂時代』と言った場合、それがチャップリンのなのか、岡本喜八なのか、久里洋二なのかってのを区別するためには(ほかにも誰かいたな)必ずアタマに「誰それの」と付けなきゃなんないのである。
 アイデア勝負の実験アニメだから、ハズしちゃって「なんだかなあ」って印象になっちゃってる作品もあるけれど、さすがに代表作の『人間動物園』や『殺人狂時代』は、シニカルな題材をサラリと見せるあたり、ブラックでゾクゾクする快感が味わえる。手塚治虫の実験アニメも多分に久里さんの影響受けてるよなあ。
 『椅子』のような「実写アニメ」をマネしたやつ、もうホントに数え切れないほどいるものな。ヤン・シュヴァンクマイエルだって、久里さんの延長線上にいるのである。
 懐かしかったのは『ケメ子のLOVE』。これをフルコーラスで聞けて嬉しがってるのはもう四十路(^_^;)。


 で、、ここから8月7日(^_^;)。

 炎天下を小倉まで出張。
 特急だと小倉まで四十分か。昔、快速でも1時間半かかってたのがウソみたいだなあ。って何年前の話や。駅弁買ったりして、しばし旅の気分を味わう……ヒマもない。
 中身は仕事に絡みすぎるからどこで何をしたかは一切書けない。楽しいこと半分、つまらんこと半分。
 アジア太平洋インポートマート(AIM)で昼食ったバイキング、千円で食えるのはいいけど、チャーハンとかヤキソバとか、皿が空になったら追加がないのは頂けない。おかずが少なきゃバイキングの意味ないじゃん。
 おかげでやたらスイカばっかり食っちゃったよ。

 帰りの特急の中で外を見てたら、赤間で人間の背丈ほども直径のあるどでかい面が飾ってあるのを見付ける。どうやらエビスとオタフクらしいのだが、どちらもなんつーかこう、顔の歪んだ普通のオジサンとオバサンにしか見えない。いったいどういうセンスなんだ。「お師様まつり」とか幟りが立ってたみたいだけど、さっと通り過ぎたので確認できず。あのいびつなお面のせいで、ちょっとどういう祭か見てみたくなったが、行ってみりゃどうせただの縁日なんだろうな。


 アニメ『ヒカルの碁』第四十二局「ヒカルVS和谷」。
 原作ではもうこのころのキャラは完全に以前と違ってオトナなキャラになってるけれど、アニメの方は各話作監の問題もあるのがオトナになったりコドモになったり。今回はコドモだ。……和谷が楽平に見えちゃうんだよなあ。キャラ設定表、そろそろ一新したらどうかと思うけど、余裕がなくなってきてるのかなあ。
 プロ試験も残り2戦。再来週くらいにはひと区切り、9月からいよいよ佐為との別れも秒読み段階ということになるけれど、それでも9月一杯じゃ終わらないよなあ。番組延長決まったのかな? 12月で最終回と踏んだがどうかな。


 マンガ、ほったゆみ原作・小畑健漫画・梅沢由香里四段監修『ヒカルの碁』18巻(番外編/集英社/ジャンプ・コミックス・410円)。
 第2部への場繋ぎエピソードで、内容のレベルダウンがあるんじゃないかと思ってたけど、一つ一つの短編がよくまとまっている。これもアニメにするなら、OVAでじっくりと時間と予算をかけて作ってほしいなあ。
 塔矢アキラ、加賀鉄男、名瀬明日美、三谷祐輝、倉田厚、藤原佐為の6人をフィーチャー。帯で倉田さんだけがカラダがはみ出てるのが可笑しい。
 表紙を飾っただけあって、奈瀬のエピソードの完成度は実に高い。
 ……奈瀬、16歳だったのか。絵のイメージだと18歳くらいかと思ってたのに。それだけ小畑さんの絵がオトナっぽいんだけどね。
 いやあ、本編では全く目立たなかったし(だから番外編に登場したんだろうけれど)、普通、番外編に出すならあかりだろう、なぜ奈瀬?(シャレではない)とか思ってたけど、読んでみるとこれが実にいい女だわ、奈瀬。

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08月07日(水)
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