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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■踊る大脂肪/映画『MIBU』/『ワイド版 風雲児たち』3・4・5巻(みなもと太郎)ほか
 マジメな回答を避けて(心情的には分る)、WWEのオーナーを挙げた松村武を除けば、「本当に面白い喜劇を見たことない」のは小松和重、近藤良平、原田宗典、ブルースカイ、村上大樹の五人だけと思うがいかがか。鈴木聡の萩本欽一ってのも今の人にはわかんないだろうねえ。これはもちろん『欽ドン』のころではなく、「コント55号」時代の『帽子屋』などのコントを挙げての意見なので、納得なのである。個人的な意見の差はあるにしてもよ、チャウ・シンチーに「喜劇王」の称号を与えるのはいくらなんでも早すぎるだろうって。

 筒井康隆と別役実の「アチャラカ対談」、昔、東京の三百人劇場で見た筒井さん作の『三月うさぎ』、あれ、最初は筒井さんが主演の予定だったそうな(実際に演じたのは『踊る大走査線』の北村総一朗)。自信がなくて断ったそうだけれど、じゃあ、今、役者をやってるのは自信があるのか(~_~;)。まあ、あの時演じててくれてたら、相当な珍品になってたと思うけれど。
 筒井さんの戯曲の最高傑作は、活字でしか読んだことないけど、『十二人の浮かれる男』、これに尽きます。三谷幸喜の『12人の優しい日本人』と比べてみると、どちらがより「喜劇」の本質に迫ってるか、一発でわかりますよ。

07月19日(金)
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