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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■男が女に暴力を振るうワケ/『仮面ライダー龍騎』第02話「巨大クモ逆襲」/アニメ『サイボーグ009』第17話「決戦」ほか
 「よしひとさんを好きになるような男ってのは真性のオタクだからね。いっぺん、『気持ち悪い』とか言われて傷つく必要があるんだよ。『エヴァ』のラストシーンみたいにさ。
 それがオトナになるためのイニシエーションなの。
 男が、オトナなオタクになるためには、一度はそうやって女性に傷つけられる必要があるんだから、構わないの」
 ……スマンね、私も言われたことあるよ(-_-;)。オタクが一度は通る道だ。いてててて。心のキズが(^_^;)。
 もちろん、私もそんなことを言いながら、よしひとさんが決して、男に面と向かって「気持ち悪い」とは言えないことを知っている。
 知ってて「そう言え」と言ってんだから、それはそれでキツイ物言いではあるんだが、そうでもしてもらわないと、男って、自分自身の幻想から外へ出られなくなるのだ。
 「男はさあ、女に“幻想”しか持てないんだよ。
 だって、男は最終的に、どうやったって、女には勝てないから。
 だって、男は女から生まれたんだから。
 マザコンでない男はいないし、だから男は女の前ではいつだって分裂してる。女に甘えたい自分と、そんな自分を情けなく思ってる自分とにね。
 だから甘えたい自分を誤魔化すために逆に女に暴力を振るったりもする。
 でも、どっちも同じことなんだよ、結局、男は女の実像を見もせずに自分自身の“思い”だけで女に当たっちゃってんだね」
 「ああ、なんか『ホーリィ&ゴースト』みたいな」
 「……上遠野浩平の?」
 「はい」
 「……しまった。まだ読んでないや」
 とかなんとか喋ってたら、もう深夜の2時。すっかりよしひとさんの睡眠時間を削ってしまったのである。
 「いや、ごめんねえ、つまんない話で寝かさなくって」
 「いえ、いいんです。楽しかったから」
 そこで、そんなふうについ優しく言っちゃうもんだから、のぼせあがる男も出てくるってことに気付いてないんだからなあ(^_^;)。
 よしひとさんには『どうよ』を熟読して頂いて(あげてもいいから)、ぜひ「そのままいってよし!」のスピリットでがんばってもらいたいものである(何をだ)。

02月10日(日)
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