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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■ほーりつも人が作るもの/映画『まあだだよ』/『仄暗い水の底から』(鈴木光司・MEIMU)ほか
それにしても腑に落ちないのがSF評論家・翻訳者の大森望、『アニメージュ』にも「いいオトナがノスタルジーに浸ってていいものか」みたいなことを書いてたけど、ただの1点も入れてない。
じゃあ、何が大森さんの1位かっていうと、邦画が『千と千尋の神隠し』で、洋画が『アンブレイカブル』。
……はあ?
『千と千尋』はまだわからなくもないが、全体でも66位(大森さんの10点がなければ130位。ほぼ最下位に近い)、読者投票ベストテンに至っては選外のあの愚作に満点を入れるぅぅぅぅぅ?
あほだ。
『キネ旬』誌では数少ないオタク系の評論家だと思ってたのになあ。
『千と千尋』に一票も入れてない三留さんとちょうど真逆ではないか。
……この二人の間に何かあったんかな?
けど、これでわかった。
断言するが、大森望に映画はおろかSFを語る資質はない。
石上三登志と見識はごっつだ。
今後は大森さんの誉めるものは駄作、貶すものは傑作、そう考えて映画を見るようにしよう。
……問題なのは翻訳本だよな。大森さんだから読まないってわけにはいかないし。もしほかの人が訳してたらもっと面白くなってたはずだって観点で読むことにしよう。先に五目くらい置かせるわけやね(^^)。
結果的に、邦画のベストテンは次の通り。
1『GO』
2『ハッシュ』
3『千と千尋の神隠し』
4『EURICA』
5『風花』
6『リリイ・シュシュのすべて』
7『まぶだち』
8『ウォーターボーイズ』
9『光の雨』
10『赤い橋の下のぬるい水』
……見てるの『千尋』だけやがな(-_-;)。
いや、見たいと思った映画ばかりではあったが、ことごとくしげが嫌って見に行けなかったのだ。
『キネ旬』の評論家連中も、ベストテンにこれだけ露骨に非エンタテインメントの作品ばかりを並べるってのは、偏ってるにしてもちょっと行き過ぎじゃないかって気はするが、それを避けまくるしげもやっぱり逆の意味で偏ってないか。
ホントにこれらの作品がベストテンに値するのかしないのか、見てない以上は何も言えないではないか。
「面白くもない作品を見たってしょうがない」と言い訳するかもしれないが、それこそ、そんなのは見てみなけりゃわからん。
以前はここまで外したりはしてなかったぞ。
どうも、しげの映画に対するアンテナ、最近鈍ってきてると言わざるを得ない。
02月09日(土)
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