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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■純情エロさん/オタクアミーゴス前夜祭
 ZUBATさん、「どうして作品を好きな人は仲間、そうでない人は敵って区分けをするやつらが多いのか」と憤慨。「要するに作品の見方を知らないってことですよね」と私。いしかわじゅんではないが、好きだから貶すってこともあることを理解できない小児的観察眼しか持たないオタクってのも学生レベルでは多いと思うんである。
 しかしいつまでたってエロさんたち来ないな、と思っていたら、私たちの側を通り過ぎてもう港内に入っていたのであった。全く何かに熱中してるとオタクってのはほんとに周囲が見えなくなっちまうからなあ。

 9時50分、岡田斗司夫さん、眠田直さんご到着。
 岡田さん、来るなりどこかと携帯でやりとり。昨年もそうだったが、垣間見るたび、岡田さんは空き時間にどこかのだれかと電話しているのであった。当たり前だがやっぱりお忙しい人なのだ。
 さっきもZUBATさんが「いっぺん岡田さんに『どうしてGAINAXやめたんですか?』って聞いてみたいんですがねえ」と仰ってたが、とてもそんな余裕はなさそうである。
 実際、今回のスケジュール、お三方ともキチキチである。
 眠田さんは、公演終了後、打ち上げにも出ずにとって返さねばならない。
 それで前日にラーメンでも、と眠田さんからの打診があったので、岡田さんともども、「元祖長浜屋」へタクシーで分かれて向かう。

 福岡のラーメンは中洲を境に東の「博多ラーメン」と西の「長浜ラーメン」が争っているような状況だが、私に言わせりゃ目糞鼻糞の類であって、糞不味さを競ってるだけである。私は必ず替え玉をするようにしているが、糖尿である私がなんでそんなに食うかといと、そうでもして味を薄めないと胸がムカついてくるからだ。
 これはもう、何度もこの日記の中で声を大にして言ってることなのだが、とんこつスープを美味いなんて言ってる博多人はニセモンである。移動するとき乗ってたタクシーの運ちゃんも生粋の博多っ子らしく、「博多といえばラーメンってことになるんですかねえ」とボヤいていたが、実際、あんな臭いもの、「安いから食う」以外に何の魅力があるか。
 こういうこと書くとすぐにしげが「アンタが博多を代表してるつもりか」と突っ込んでくるのだが、その通りだ。何か悪いか。

 他地方のヒトが博多のラーメンをやたら食いたがるのは、内心「名物に美味いものナシ」を実感するためにワザと食ってんじゃないかって思えてならない。おかげで、「博多で美味いラーメンの店知りませんか」なんてヨソから来たヒトに聞かれると、答えに窮することも多い。
 そういうヒトには以前は私もヒネクレて、「札幌ラーメン」の店教えてたりしてたんだけど、最近はミソラーメンすら実はこっそりと「ミソとんこつスープ」になってんだもんね。なんかもう、情けなくってしょうがないのだ。
 眠田さん、「博多に来ればラーメンですよ」とニコヤカにしていらっしゃるが、あんなんでご満足頂けたんだろうか。岡田さんは少なくとも美味しそうな顔はされてなかったが。

 お疲れの岡田さんはホテルに帰ってそのまま就寝、眠田さん、もう少しみなさんとお話しがしたいと天神の町をふらふらと居酒屋を探し回る。
 ところがもう11時を回っていて、たいていの店は12時で閉店、ゆっくりできそうな店が全くない。親不幸通りや西通りをぐるぐると20分あまりもうろついて、ようやくビル内の居酒屋「天狗」を見つけてそこに入る。

 もちろん、ここでの眠田さんのお話、そんじょそこらじゃ聞けない面白い話なのだが、その性質上、全てを詳細に書けないのは残念である。
 ……だってねえ、殆どがエロさんのお見合い相手と、ぴんでんさんのプライバシーに関わる話なんでねえ(^_^;)。
 エロさんの日記でも「ちょっと書けない」と書いておられるから、それを私が書くわけにはいかないし。一応、ほんのちょっとだけ差し障りがなさそうなところをご紹介する。
 私「で……どんな方なんですか。お相手は? 女優に例えると?」
 エロさん「うーん……」
 眠田さん「その聞きかたはオタクじゃないよ。……『モスピーダ』に例えると?(このあと畳みかけるようにアニメタイトルが並ぶ)」
 エロさん「うーん?!」

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11月23日(金)
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