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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■オタクアミーゴス in 九州 2001
 夕べ私はこてんきゅう、と寝たが、しげは寝つかれずに朝の3時か4時くらいまでゲームをしていたらしい。
 だからどうしてオマエはそう、自分で自分の首を締めるようなマネを(ーー;)。
 正味三時間ほどしか寝てないしげを起こして、バスと地下鉄を乗り継いで天神Z‐SIDE(発音が「ジーサイド」なんで、つい「G‐SIDE」って書いてましたがこっちの綴りが正しいです。すみません)へ。
 しげから「髪が立ってる」と言われるが、そんなん気にする余裕はない。

 到着は8時半、一応一番乗りだが、間もなくエロさんとZUBATさんもやってくる。
 「夕べは眠れましたか?」
 「ええ、ぐっすり。ぴんちゃんなんか『横になる』と言った次の瞬間、もう寝てましたよ」
 やっぱり、「次の日がイベントだと眠れない」なんて、遠足に行く前日の小学生みたいなこと言ってやがるのは、しげだけなんである。
 搬入口は9時ちょうどにならないと開けてもらえない。エロさん、「9時に集合でもよかったな」とボヤく。

 時間つぶしに向かいのミスタードーナツで朝食を取ることにするが、私は打ち上げでたらふく食うことを考えて(考えるなよ)、ホットティーのみ。少し落ちついて外を見ると、天気は上々、これなら「雨が降ってるから」ということで出かけるのを取り止める人もそうはいまい。
 会場が、昨年の小汚い西新某所からこざっぱりしたNTTホールに移ったことも、果たして吉と出るか凶と出るか。いろいろ懸念はあるが、泣いても笑っても今日が本番当日なんである。やれることをやるのみだ。

 9時になって、AIQのスタッフもほぼ全員が集まる。
 しかしここで最初のトラブルが発生。NTTホールからZ‐SIDE側に連絡が伝わっておらず、機材を詰め込んだぴんでんさんの車が駐車できずにしばらく立往生するハメになったのだ。
 仕方なく、会場と連絡が取れるまで、路上駐車(天神は違反者だらけなんで、警察に出くわすなんて間が悪いことにならない限りは全然平気)して、どんどこ荷物を運び出す。

 入口で通行証代わりの名札を受け取り、台車でモニターなんかを運びこんで行くが、通路がやたら狭く、ちょうど出勤してくる職員なんかとすれ違いまくるものだから、危なっかしくて仕方がない。
 これも、路駐した職員入口から運び込んでいるためで、正規の駐車場からならこんな苦労をせずにすむのである。Z‐SIDE、意外と裁けてない。このへんで違約金少しはふんだくれないものか(アメリカならこの程度でも確実に訴訟ものだ)とかチラッと思うが、まあ、「和」の精神を重んじる日本人としてはそれもままならないであろう。

 会場に入ると、思っていたより広い。
 初め、公演終了後のサイン会、舞台上でやってもいいのではないか、なんてことをみなさんに話してたのだが、現実に会場を見てみると、何10人か並んでもなんとなく閑散としそうな気配である。
 それに機材の配置と、搬出を考えれば、会場に人が残っている状態は避けた方がいい。
 会場入口前のロビーも見て、こちらの方がサイン会には適当であろうと判断。しおやさんから、会場に向かって正面の壁で福家書店さんがお三方の著書を売って、受付側の壁でサイン会を行えば、ちょうど列が作りやすいことを説明される。
 こういうことも実際に会場に足を運んでみないと判らない。というより、目で見れば一発で納得できることなんである。事前にいろいろ心配していたのは全くの杞憂であった。
 ああ、もう少し早く正式スタッフになってたら、少しは時間が取れて、下見にも行けたのになあ。

 けれど、ちとここで苦言を提しさせていただければ、会場見取り図を事前にスタッフ全員に配っておくことくらいは、演劇ならば基本中の基本、常識みたいなもんである。それは演劇というものが役者もスタッフも一体、舞台のことは全てみながアタマに入れておかねばならない必要性があるためなのだが、さて、イベントの場合、そういうことは必要ないのであろうか。
 今回の私やしげの役割はロビーの警備ということになっているのだが、ならばホール内のことはよくわからなくてもいいのであろうか。
 そうではあるまい。

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11月24日(土)
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