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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■おたくはセールス電話、おおくありませんか?/DVD『スペースカウボーイ 特別編』ほか
 だからあのリアリティのないオチについても、感動して泣いたヤツも、逆にシラケたヤツも両方いたかもしれないが、アレは「拍手」するところなのだ。……いいよなあ、「FLY ME TO THE MOON」♪
 これ以上のネタバラシは控えるが(いや、実際に見ていただければ、これ以上にギャグはてんこもり、決して退屈はしないのでご安心を)ダイダロスの面々が、『トゥナイト』に出演するシーンがあって、特典映像のメイキングを見て驚いた。
 あれ、脚本が全くナシの完全アドリブだったのだ。つまり、四人ともまんまその役になりきって演技していたのだ。
 凄いぞ、この映画。
 監督のイーストウッドが、初めこの企画に乗り気じゃなかったのに脚本を一読してやる気を出したってのも納得だね。
 ああ、DVD買いたいのがまた増えちまったよう。
 

 帰りにスーパーに寄って買い物。巷で話題の「とんとろ」を初めて買う。……話題の一品だけあって、ワンパック420円と高いけど(同じ量の鶏肉が200円前後なのでほぼ2倍)。
 でも、ネギで塩焼きしてみると、確かにコリッとした触感が実にうまい。ちょっと塩味をつけすぎたが、味付けが特になくても、炒めるだけで充分美味しい。これはもしかしたらしばらくハマるかも。
 ……また体重が戻らないように気をつけないとなあ。


 DVD土曜ワイド劇場の江戸川乱歩シリーズ、『浴室の美女/死刑台の美女』見る。ホームページの「映像で見る明智小五郎」のコーナーを作ろうと(こればっかりや)購入したのだが、初期のころの土曜ワイド、結構ヌードに吹き替えを使っていたのだということがよくわかる。……こらこら、ドラマのどこを見てるんだ(^^*)。
 女優さんが脱ぎたがらなかった、というより、テレビ的に自主規制してたんだろうな。夏樹陽子も、かたせ莉乃も数年後にはバンバン脱ぎまくるようになるし。
 でもなあ、見てすぐ一発で吹き替えとわかるってのはいくら何でもどうか。
 夏樹陽子は自他ともに認める超ペチャパイ、別名、男胸である(ひでえ言い方)。どれくらいペチゃかというと葉月里緒菜よりない。それが乳房のシーンになった途端、あるのである。
 逆にかたせ莉乃は超巨乳である。確か1メートルあったのをなんぼなんでもと91くらいに少なめに発表していたとウワサに聞いた。……当時、こんな巨乳の吹き替えできるアダルト女優なんていない。で、ヌードになった途端、乳房がしぼむのな。1/5くらいに(笑)。
 後年、この二人が脱ぎまくったというのは、理由は正反対でも、「アレは私のチチではない」ということを見せねばならぬと思ったからではないのか(笑)。

 初期の土曜ワイド、実際吹き替えのチチばかりで客をバカにするな! と怒ってたのだが(当時私は高校生♪ ……いや、こんなもんですよ、色気づいたバカガキってのは)、珍しく生のヌードを見せたのが『幽霊列車』の浅茅陽子。
 これもDVDを買いましたって、ヌード目当てで買ってるように思われたら困るなあ。これ、赤川次郎の新人賞受賞作(これがデビューと錯覚してる人が多いが、赤川さんのデビュー作はテレビ『非情のライセンス』の脚本である)の初映像化で、しかも監督は岡本喜八、自作の映像化のほとんどを「駄作」と言いきる赤川さんが唯一認めた傑作なのだ。
 田中邦衛・浅茅陽子の探偵コンビに加え、岡本組の芸達者がズラリ揃ってもう壮観なことったら。内田朝雄、桑山正一、殿山泰司、今福正雄、天本英世、山本麟一、信欣三、小沢栄太郎、今や故人となった方が多いのが悲しい。なんと子役時代の『もののけ姫』のアシタカ、松田洋治までいるのだ。
 例の浅茅陽子の入浴シーン、監督のインタビューで事情がわかったのだが、吹き替え女優がドタキャンして、「どうしようか」って言ってたら、浅茅さんが「あたしやるわよ」と言ったんだそうな。女優はこうでないといけない。
 原作のミステリーとして弱いところも監督が補完、「ここは描写が足りない」と人物を掘り下げ、「だってそんな設定いらないもの」と、ムダな描写を省く。これだけ原作を批判され、書き換えられたら、原作者としては怒りそうなものだが、その「改変」が的確だったからこそ文句のつけようがなかったのだろう。

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08月31日(金)
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