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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■いっじわっるはっ、たっのしっいなっ/『竜が滅ぶ日』(長谷川裕一)ほか
こうして書いておけば、間を置いて自分のペースでゆっくり考えることができるし、私の意見を乗り越えるアイデアを考えつくことだってできる。まあ、あれだね、前の芝居でよしひと嬢が藤田くんに、「どう演技したらいいか、現場で思いつかなかったら、ゆっくり考えてメモにして」と依頼したのと同じような方法だね。
確か、あの時、藤田くんはちゃんとメモ出さなかったみたいだけど、そのことについてしげは随分怒ってたから、私の今までの意見も無視はしないだろう。
期待してるよ。家事も芝居も。
さて、そろそろ芝居のタイトルを考えねばならない、ということで、練習後にみんなで相談。
今回二本立てということもあって、各タイトルと総合タイトルの三本を考えねばならないので大変である。でもいろいろ出してもらっても、これといったインパクトのものがない。
結局、仮題としてつけていたものがほぼそのままタイトルとなる。
問題は総合タイトルだ。
で、ここで其ノ他君がとんでもないタイトルを提案。
聞いた途端に全員が爆笑した。
劇団ホームページにもまだUPしてないので、ここで明かすわけにはいかないのだが、こりゃヒド過ぎるよ、こんなんじゃ客は誰も来ねえよ、という脱力もの、センスのカケラもない。
でも、最高のインパクトがあったのだ。
で、決定しちゃった(-_-;)。
いいのか? 本当にいいのか? 下手すりゃ、演劇集団 P.P.Produce、最低の入場者数を更新するぞ?
まあ、仏滅に結婚式あげるようなもんかな。
其ノ他君と鴉丸嬢は先に帰り、「パピオ」のレストランで食事。
なんだか先週と同じメンツだなあ。
「そう言えば今日、選挙ですね」と、よしひと嬢が尋ねてくる。「選挙行きましたか?」
政治的なコメントについては、まあぎりぎりバカ話程度に思ってもらえる程度のことは、この日記にも今までに書いてきているが、支持政党まで類推されるような発言は避けざるをえない。
私は気にしないが周囲に気にするバカがいるのである。
しかしはっきり言えることは、私がどの政党に投票しようが大勢に何の影響もないということだ。
昨日も一昨日も、いや、それ以前から、どこぞからなにやらのコンタクトがあったが、私は私にコンタクトしてくる政治家くらい信用ならないものはないと思っている。
またまたグラウチョ・マルクスの名言のパクリでした。だって使いやすいんだもん。
でもこのセリフには落し穴があるのである。
しげもときどき、「私を好きになる人間なんて信用できない」と口にするのだが、ならば私は当然、しげのことを「嫌いだ」と言い続けなきゃならん理屈になるのだ。
……言ってほしいのかな、しげは。
しかし、今日のしげとよしひと嬢との駄弁りは実に有意義であった。
今まで十数年、明らかでなかったある事実が判明したのである。
今だから言えることだが、昔、私はしげとの結婚をある事情から迷っていた。
いや、ある事情って、しげが未成年だったってことなんだけど。
しげの果敢なアタックに根負けしかけていた私は、しげに、「よしひとさんに相談してみないか」と下駄を預けたのである(しげとよしひと嬢と私は十年越しの知り合いなのだ)。
もちろん、よしひと嬢に「あまり早まんないほうがいいよ」と言ってもらうために。
で、相談を受けたよしひと嬢の返事はどうだったかというと。
「あ〜? 好きにすればいいんじゃない?」
その一言が、しげと私との間にあったベルリンの壁を完全に破壊したのである。
さて、その事実を知ったよしひと嬢曰く。
「え〜? 全然覚えてない〜。そんなこと言ったぁ?」
はっはっは。よしひとさん、自分も知らぬ間に愛のキューピットになっていたのだね。
更に追い討ちをかけるように、よしひと嬢曰く。
「いいじゃないすか、ちゃんと続いてるんだし」
もちろん、全ては私の「堪忍」に拠るものだということは、この日記をお読みのみなさんにはご理解いただけることと思う。
ホントにありがとう。心から感謝してるよ、よしひとさん♪
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07月29日(日)
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