ID:10788
無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
[491753hit]
■『クレしん・オトナ帝国同人誌』完成!掲示板も見てね/『怪』11号ほか
既に4巻で完結、と巻末に予告が。うーん、やっぱり高橋さんにギャグ路線はムズカシイということなのかな。
ちょっと反省してか、今巻は大分シリアスな要素を入れてきているが、ちょっと後の祭り。シチュエーションで見せるタイプの人なので、実は高橋さん、キャラクター造形の幅は狭いのである。
マジメだが気弱な男の子、ドジな女の子、魔性の者。煎じ詰めれば、この三者しか高橋さんのマンガには登場しない。後はこの基本キャラの立場を変えたり、年齢を上下させたりしてるだけだ。
今巻から登場の金牙と銀牙も、悪役だけど夢幻紳士のバリエーションだからねえ。だったら『夢幻紳士』の新作描いてえ、ということになっちゃうのだな、どうしても。
まあ、この話、高橋さんがネタバラシしてるように、ラブクラフトの『ダンウィッチの怪』なのだよね。魔物が復活したらそれで終わらせるしかないわけだから、打ち切りとはいえ4巻という長さはちょうどいいようにも思うけど。
マンガ、富沢ひとし『ミルククローゼット』3巻。
そうか、かわいい女の子相手のSMマンガだったんだ、これ。
「宇宙を壊すためにはその宇宙を作った者達を絶望させる事」
これってつまり、相手の価値観を完膚なきまでにぶち壊すってことだからね。
……そんなに人を苛むマンガを描きたいわけなのかなあ。
マンガ、長谷川裕一『クロノアイズ』4巻。
SFの醍醐味はやっぱり「タイムパトロール」ものだなあ、と言いたくなるような懐かしさ。
ネタバレになっちゃうから言わないけど、歴史上の有名人のアノ人とアノ人がアノ場所であんな事するなんて、なんて血湧き肉踊ることだろう!
……あああダメだ、この作品ばっかりは、何を書いてもネタバレになって、感動を伝えられないいいいっ!
ま、アレですよ、タイムパラドックスものについての一つの解答を示そうとしてるんだろうなあ、と私には思えるわけなのですよ。
あと、長谷川さんの作品は、今時珍しく悪役が悪役してくれる「勧善懲悪」ものでもあります。いやあ、ハデスの正体があんな……これもネタバレかいっ!
で、これだけ盛り上げといてまだ完結ではないのな。これは嬉しい限りである。
07月27日(金)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る