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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■愛想尽かしの言葉がダメなお前に似合いさ/『仮面ライダー響鬼』最終之巻/『ウミショー』1巻(はっとりみつる)
初めてこの日記を読まれる方には、いきなり追い出すなんてなんてヒドイ夫だ、と思われるだろうが、しげが家事をサボリまくって私に締め出されるのはこれが初めてではないのだ。日頃から自活できるように仕事を見つけろということはもう何百回も言ってあるし、そうしなければ別居もありうるぞということも結婚当初から覚悟させていた。それでもしげは疲れれば欲求のままに寝るし食うし、家事はほったらかしでマトモに動かないから、太ってまた疲れやすくなって寝るし食うしを繰り返すという、最悪の悪循環にすぐ陥ってしまうのである。金を取り上げて買い食いできないようにして追い出さないと、こいつは際限なく太るばかりなのだ。こちらも体力に限界が来ているので、いつまでも「待ち」の姿勢ではいられないのである。
結局、夜になってしげを家に入れはしたが、たいして反省できた様子はない。相変わらず何をどうすればよいか、自分の頭で考えようとはしない。家計簿をきちんと付けること、とりあえずほったらかし状態だった洗面所を掃除することなどを命じて、様子を見る。
落書きみたいな明日の買い物予定表と、汚れが殆ど落ちていない洗面所の仕上がりを見て、私はタメイキをついたが、これまで散々家事をサボってきていたしげの、これが限界なのだろう。しげを追い出さなければ、私は今度は胃潰瘍で入院するんじゃないかという気がしてくる。
昨日買ったDVD『劇場版 仮面ライダーヒビキと7人の戦鬼』を見る。
テレビ版との整合性のなさを云々するキモオタの批判がどれだけ視野が狭いかを、こうして再見してみると実感する。劇場版の時にも気になった、戦国時代における最終決戦が描かれない不満はあるものの、二つの時代が交錯しながら描かれる作劇、これはなかなかよくできている。
テレビシリーズではヒビキに付き従うばかりだった明日夢くんが、戦国時代では兄をヒビキに殺されたと勘違いして反発する描写など、のほほんとして見える栩原楽人くん(『逆境ナイン』でもそんな感じだったもんなあ)の情熱的な一面も見られて面白い。このあたりの設定は初代『仮面ライダー』の本郷猛に父親を殺されたと思い込む緑川ルリ子との関係をイメージしてるんだろうね。そのことを考えれば、ヒビキがあえて明日夢の誤解を解こうとしない理由も何となく見当はつく。本郷猛もヒビキも「大人」なのだ。いったん心の中で作り上げられた誤解は、本人が言い訳をしても信じてもらえないことを知っているのだ。そして、自分に向けられる恨みが、本人の生きる気力にも繋がっているとすれば、それをあえて打ち消すこともできないことを知っている……ってな描写を分かりやすい形で入れておけば、もうちょっとこの映画の評価もよくなっていたんじゃないかと思う。
でもやっぱり、サムライルックのヒビキさんはかっこいいわ。「映画はヒロインで見る」私が珍しく男目当てで映画を見に行ったのだから、我ながらどうしちゃったんだろうと思ってしまうが、別にアチラ方面に鞍替えしたわけではないのでそれこそ勘違いはしないように(笑)。
マンガ、はっとりみつる『ケンコー全裸系水泳部 ウミショー』1巻(講談社)。
いかにも元気ハツラツな表紙の水着美少女の絵柄だけで衝動買い。こういうときは当たり外れが激しいのだが、まあ、やや外れってとこかな(笑)。
沖縄から神奈川まで、「イカダの家」に乗ってやってきた転校生が、その天真爛漫な性格から学園に大騒動を巻き起こす……って、よくある設定と言うか、脇キャラ含めてこれも所詮は「主人公の回りにいろんなタイプの女の子がいっぱい」っていうハーレムものなんだよね(笑)。となると、他作品との差別化を計るためには、キャラクターになんか工夫がほしいところなんだけれども、これがもうちょっと、ってところなのである。
いくら天然系だとは言え、ヒロインがやたら人前で裸になるってのはどうかねえ。あれだけスッポンポンになりまくっていながら「気に入った人の前以外だとハダカ恥ずかしい」なんて、説得力のカケラもない。天然系なら、そんなことも言わないんじゃないのかなあ。
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01月22日(日)
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