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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■別に皇室ビイキじゃないんだけどさ/ドラマ『相棒』第3話「黒衣の花嫁」
 女性天皇は所詮、男性天皇の急死に伴った場つなぎ的なものに過ぎなかったのだからダメだ、という意見も昔からずっと言われていることではあるが、これも既に何度も反論されていることで、全ての女性天皇がそうだったわけではない。推古天皇は明らかに実権を持って即位しているし、神功皇后もいくつかの歴史書では「天皇」扱いされている。男系に拘りたい人々は、たとえ天皇家の血統が絶えようとも、かつての伝統とやらを捏造したいもののようだが、それがいかに本末転倒なモノイイであるかは、よっぽどの馬鹿でない限り、すぐに気が付くことであろう。こんなイデオロギーに取り憑かれて現実を見る目を無くしてしまっている連中は、実は反天皇制のアカ野郎じゃないかとも思うのだが(笑)、ま、自分たちの意見が逆に天皇家を危うくしかねないという事実も理解できてないだけのことなんだろうね。
 問題は、愛子さまが女性天皇になったとして、その婿殿下になろうって奇特な男が出てくるかどうかということだが、紀子さま雅子さまだって、結婚を決意するには紆余曲折があったのである。天皇家の存続は、女性、女系天皇を容認したからと言って全てが解決することにはならない。大昔のコトバではあるが、立派な「ご学友」を同時に育成してくことでしか対応はできないんじゃないかねえ。


 千葉ロッテマリーンズVS阪神タイガースの日本シリーズ、結果は4タテで千葉ロッテマリーンズの圧勝。3度目31年ぶりの優勝、と聞いて、あれ? と思ったことが二つ。
 一つは、3度目って、2度目じゃないの? 確か昔、金田正一監督の時に「初優勝」って言ってたような……、とかすかな記憶が残っていたからなんだが、これは「毎日」時代を含んでのことだった。
 「毎日オリオンズ → 大毎オリオンズ → 東京オリオンズ → ロッテオリオンズ → 千葉ロッテマリーンズ」という変遷だけれど、私の記憶は「ロッテオリオンズ」から始まっているので、それ以前のことは「歴史」としてしか認識していないのである。永田“ラッパ”雅一さんがオーナーだった時代もあったんだよなあ。もし永田さんが球団を売却しないでそのまま持ち続けて、徳間から角川にオーナーが移っていたら、今頃、球団名は「角川なんとか」になっていたのだろうか。で、徳間時代の球団名が「大映トトロズ」で、今だったら「角川フェニックス」とか「角川イージス」とか「角川スピリッツ」(←「妖怪」ね)になってたのかなあ、とか妄想してみる。全部戦わずに負けそうだけど(笑)。
もう一つは、前回の優勝からもう31年も経ったんだなあという時の流れの早さである。1974年、あの時の私ははっきりとロッテを応援していて、それはなぜかと言うと、巨人が10連覇を逃して長嶋茂雄が現役引退し、セ・リーグを制した中日ドラゴンズに対する反感から、「元巨人」のカネやん率いるロッテが雪辱を果たしてくれることを期待していたのである。あのころは私もまだ野球好きの巨人好きだったんだよなあ。
 長嶋と王の引退で野球に興味がなくなってしまってもう久しく、今回の日本シリーズではどっちが勝とうと応援する気にはならなくなっていたのだが、やっぱり4タテってのは、ちょっと阪神を待たせすぎたせいだよなあ、と思う。ソフトバンクホークスとのプレーオフの時も思ったが、公式戦から日本シリーズの時まで、片方のチームが異様に待たされる状況はよくないよ。
 でもって、もう一つの「あれ?」はというと、やっぱり「もう31年も経っちまったのかい」、ということ(笑)。ホント、ついこないだまで20代だったような気がしてたんだけどなあ。


 今日は父の見舞いには行かず素直に帰宅。『愛のエプロン』が紅白スペシャルだから見逃したくなかったのね(笑)。

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10月26日(水)
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