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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■あえて取材しないという選択を取れないのは何故?/『弁護士のくず』2巻(井浦秀夫)
「金をふんだくってやりましょう」
「判決が出る前にカタをつける」
「お前はバカなんだよ! ちゃんと自覚しろ!」
「うまく騙されて気持ちよく協力してくれる人がいてさ」
「こいつバカみたいにヒトがいいから何やっても怒らねーよ」
およそマトモな弁護士の言だとは思えないが、これでも大人しいのを選んでいるのである。被告をあるいは原告である依頼人にすら、「罠」を仕掛けるような行為を、果たして弁護士がホントにやっていいのかどうか、読んでていつも気になるのだが、一応、監修に弁護士さんが付いているので、ある程度は(こっそりとは)行われていそうである。
その「罠」の部分がミステリーなんですね。いくつかの作品には「どんでん返し」も用意されていて、だからあまり細かいネタばらしはできないのだけれど、絵柄で食わず嫌いをされる向きもあるかもしれないが、これはなかなか拾い物のシリーズである。
05月09日(月)
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