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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■第59回毎日映画コンクール発表/映画『スーパーサイズ・ミー』ほか
■技術賞(照明) 熊谷秀夫(『透光の樹』)
■記録文化映画賞 ◆長編=『わたしの季節』 ◆短編=『螺鈿−北村昭斎のわざ−』
■日本映画ファン賞 『ハウルの動く城』
■外国映画ファン賞 『2046』
■アニメーション映画賞 『雲のむこう、約束の場所』
■大藤信郎賞 『マインド・ゲーム』
■特別賞 双葉十三郎 故・三橋達也
■宣伝賞 ◆最優秀賞=UIP(『シービスケット』) ◆優秀賞=ワーナー・ブラザース映画(『ラストサムライ』)/20世紀FOX(『デイ・アフター・トゥモロー』)
アニメーション映画賞に『雲のむこう、約束の場所』、大藤信郎賞に『マインドゲーム』と、昨年私の特にお気に入りだった2本が選ばれたことには、もう思いきり快哉を叫びたい気分である。年初めにはオシイがオオトモがミヤザキが、という話題だったのが、結局作品として評価されたのは「新人」の作品ばかりであったというのは実に痛快。つか感涙。
だからもう、世間の婦女子が「ハガレンが種が」といくら騒いでいようが、もう私は何も言いませんよ。これだけオタクの趣味が細分化しちゃうと、オタクのメインフィールドがいったいどこにあるのかということを問うこと自体、無意味になってしまってるからね。「オタクなら見てて当然だろう」なんてモノイイはもう通用しない時代なのだねえ。
でも、私ゃこれからもハガレンや種も見れば、ミヤザキもオシイも見る。日本アニメが一番だ、みたいな狭量な発言をするつもりもないし、商業アニメと実験アニメ、アートアニメとかの間にある垣根も考えない。映画だろうがテレビアニメだろうが、CGだろうが手描きだろうが、なんでも見たその上で誉めたり貶したりするからね。つまり、すべてのアニメを差別せずに見て行くっていうこと。それが普通に作品を評価するときの「基本」なんだから。
私自身はオタクと呼ばれようがマニアと呼ばれようが、そんな「他称」はどうでもいいのだけれど(そこまでの知識はないんだけどねえ)、ともかく“見もしないで批判する”ような、作品評価の基本もわかってない馬鹿ったれな「自称オタク」たちと、いっしょくたにされたくはないからね。
しかし、こうあちこちで『下妻物語』の評価が高いと、やっぱりDVDで買うべきかどうか本気で悩む。ちょっとしたらCSで流れるってことも、わかっちゃいるんだがなあ。
01月18日(火)
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