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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■ゴジラボックスと、ハモノを持った人々
 思うんだけど、こういう商売が成り立っちゃうってのも、見た目だけの「形」に乗せられてしまう「痛い」オタクがやたらいるからなんだよねえ。それが事大主義であり権威主義であることの証左であるってことに、なして気づかんかね。それとも気づいててやってるのかね。だったらオタクが馬鹿扱いされても何も文句は言えんぞ。「馬鹿でもいい」と笑ってられるならいいけど、「馬鹿」と言われると怒るからなあ、ホンモノの馬鹿は。私ゃ、自分が馬鹿だと分かってる馬鹿は好きだが、馬鹿だと分かってない馬鹿は見たくないよ。
 実は『ロード・オブ・ザ・リング』も、三部作ボックスを予約しちゃってるんだけれど、これも単発でそれぞれ買うよりゃコンパクトになってないかな、という期待があるからだ。で、買ってみてやたらドデカかったりしたら、アタマ抱えることになるんだけれど(『アメリ缶』のときにはちょっと参ったね)、店頭買いしようとしたらもう売り切れてたってこともあるから、カンで予約するしかない面もあるのである。特にカサ張るオマケが付いてた風でもないし、割高になってた感じもないから、多分大丈夫だと思うんだけれど。
 ……というわけで、「ゴジラボックス」は買わないから、安心しなさい、しげよ(^o^)。


 昨22日、韓国人貿易会社社員、金鮮一(キム・ソンイル)さんが、イラク武装勢力「唯一神・ジハード」に拉致・殺害された事件で、韓国内は「派兵反対」VS「戦闘部隊を派遣すべき」という、国論を二分する事態になりつつあるようである。
 日本人の中には、例の三馬鹿ほかが無事解放されたことで、「イラクの武装勢力も『話せば分かる』人たちなんやねえ」とか脳天気に考えてる人もかなりいたようだけれども、これでちっとは「あいつら所詮テロリスト」という事実を認識してくれたんじゃないかねえ。認識してほしいけれども。
 まあ、日本人拉致を行った「ムジャヒディン旅団」って組織は、場当たり的に結成されたイラク国内の抵抗勢力で、まだ宗教指導者の勧告を聞き入れる余地があったけれども、今度の犯行を行った「ジハード」は純然たるウサマ・ビンラディン麾下であるアルカイダのアブ・ムサブ・アル・ザルカウィが結成した組織であり、当初から人質に助かる見込みはなかった、という違いはある。テロリストにも「穏健派」と「過激派」の多少の差はあるってことなんだろう(~_~;)。
 けれど、結局は、彼ら抵抗勢力の唱える反米、反西欧闘争とやらが、一般市民も巻きこむ無差別的、非人道的な、到底国際世論の賛同は得られないただのテロであることは疑いようもないことなのである。エドワード・エルリック曰く、「関係ない人間も巻き込む復讐に正当性もくそもあるかよ。醜い復讐心を『神の代行人』ってオブラートに包んで崇高ぶってるだけだ」なのである。
 また同時に、マース・ヒューズ中佐が言うように、「なりふりかまわん人間ってのは一番厄介で怖ぇぞ」でもある(マンガって本当にタメになること言うよなあ)。狂信的な宗教団体の何が怖いって、その宗教の本義も目的も関係なくなっちゃって、手段と行為だけが突っ走っちゃうことなんだけど、ともかくあいつら、まさしく「刃物持ったキチガイ」になってるんだものなあ。日本人の中には、自国内でキチガイが刃物振り回して人を殺したら、すぐに「キチガイなんとかせえ」「さっさと死刑に」と堂々と主張する人が多いんだから、その論法を首尾一貫させるんだったら、「テロリスト殲滅」ももっと訴えなきゃならんのじゃないかね。
 私も典型的な日本人であるから、何度も日記に書いた通り、「触らぬ神に祟りなし」、「イラクなんかに行くなよ、もう」が基本スタンスである。「復讐が何かを生むわけでもない」とも思っているし、ましてやアメリカの復讐心に追従するなんて言語道断だろう、多国籍軍だなんて、自衛隊、もう一線を踏み越えてるだろうが、さっさと引き上げぇと言いたい気分は山々なんである。

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06月23日(水)
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