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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■なんだか盛り沢山な日/映画『腰抜け巌流島』/DVD『怪獣大戦争』ほか
 イカレてるとしか思えないが、考えてみたらこんな話をまだ日も落ちてないのにロイヤルホストで堂々と喋ってる我々もそうとうイカレているのである。
 他にも、海外作品の翻訳がどれだけ雑か、などといった話など、多々。
 よしひと嬢、「久しぶりにたくさん喋った」と言ったけど、そんなに彼女の会社は、コミュニケーションの少ないところなのだろうか。 


 帰宅は9時。しげは昨日の夜に出勤してから、丸24時間寝てないので、もう限界が来ている。風呂の準備だけを何とかして、寝床に転がりこんでキュウ。
 せっかく時間があるので、よしひと嬢に、まだ見ていないという黒澤明のDVD『天国と地獄』を見せる。
 10時を回ったころ、愛上嬢から電話が入る。ラクーンドッグさんのメアドを聞きたいということだったのだが、生憎私は知らない。しげは寝こけて起きてくる気配がないので、困っていると、よしひと嬢が教えてくれた。明日の練習のことで鈴邑君が連絡を取りたがっていたそうである。
 愛上嬢、「あとで遊びに行っていいですか?」と言うので、どうぞどうぞと答える。私も夜更かししてお相手できるのは土曜の夜くらいのものである。
 『天国と地獄』の終盤のころ、愛上嬢来る。本が山積になっている部屋に三人は、少々どころか大変手狭なので、何とか椅子を空けてそこに座ってもらう。愛上嬢は、黒澤映画を見るのは初めてだとか。地上波のテレビじゃ黒澤映画を流す機会も少なくなっているから、それも仕方のないことか。
 見終わったあと、よしひと嬢、感極まったように「面白かった……。久しぶりに面白い映画を見た……。『マトリックス』なんて見ても仕方ない。キアヌはカッコよかったけど」と呟く。どういう比較の仕方なんだか、よく分らないが気に入ってはいただけたようだ(^o^)。
 そのあと、『天国と地獄』のメイキング、押井守実写作品の一部などを見せたころには時計は1時を回っている。「さすがにもう寝ないと」とよしひと嬢は寝床に引き上げ。
 愛上嬢もしばらくパソコンで私の日記を見ながら笑っていたが、じきにご帰宅。予想外に賑やかなサタデーナイトになったことであった。

 チャットを覗くと、鍋屋さんがせっかくトンデモ本大賞に行かれたことを書き込みされていたのに、待ちぼうけをくらわせてしまっていた。申し訳ないことである。金・土・日の夜は、必ずしも顔を覗かせられるとは限りませんので、そのへん、ご了承願います。m(__;)m



 『時代劇マガジン』vol.3(辰巳出版・1260円)。
 あっ、2号買った覚えがないのに3号が。これだから本屋には足繁く通わないとって思うな。
 特集は『魔界転生』と『あずみ』だけれど、キャストインタビューなんかはあまり面白くはなくて、これまでの山田風太郎映像化作品コンプリートの方が資料的に読んでて面白い。やっぱポルノ映画化がほとんどなんだなあ。さすがに小学生のころにそんなのを見るのはムリなんで、ほとんどが未見。かと言って、これから博捜して見るというのも(^_^;)。
 ここ数年、映画でコンスタントに時代劇が作られるような状況が生まれたおかげで、こういう雑誌も生まれる。時代劇ファンとしては嬉しいのだが(あのね、80年代のその年に見た時代劇が『里見八犬伝』だけ、なんて状況から考えたら今は天国ですよ)、それでも時代劇が本当に面白かったのは、戦前から戦後の昭和30年代までだったんだよなあ、と、この雑誌を読んでるとつくづくそう思う。新旧の映画紹介が載っているから、比較しちゃうとどうしても「昔の作品の方がよかったよなあ」と思ってしまうのだ。
 快楽亭ブラックさんが、『傑作時代劇文豪列伝 陣出達朗の世界』と題して片岡千恵蔵主演の「遠山の金さん」について語っているのだが、
 「千恵蔵の金さんとテレビの金さんの決定的な違いは悪役の知能だ」
 「遠山の金さんシリーズがすばらしい法廷ドラマであることがわかる」
 「『はやぶさ奉行』と『さくら判官』がお勧め」
 と、何だか「我が意を得たり」な意見が綴られていて嬉しくなる。

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06月07日(土)
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