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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■東京始末&ニュースの森(^^)/舞台『奇跡の人』
別れしなにこうたろう君、しげに向かって、「こいつ(私である)さあ、今日は大人しかったけど、こないだ来たときはあぐにさんやあやめさんにお触りしまくってたんだよ」と、ありもしないデタラメを言う。
しげの目が、途端に三倍くらいに見開かれたので、慌ててこうたろう君に向かって、「ウソつくなよ! こいつ(しげである)、どんなウソでも信じるんだから!」と怒鳴る。
しげも、サラリと「私をだますの簡単ですよ。エロの冒険者さんの『銀河パトロールのジョンさん』も実在してるって信じてましたから」と笑って言うが、それ、全然威張れないって(-_-;)。
こうたろう君、「オレもカミさんからいつも言われてるんだよ。『どうしてそんなにウソばかりつくの?』って」。そりゃあ、舌から先に生まれてきたからだろう……と言ったらまたしげは信じるにちがいない(^o^)。
ホテルに戻って、風呂に入って寝る。
しげも疲れていたから、ウトウトする間もなくストン、と寝たようだ。「枕が変わって寝れん」と言って、いつも泣いてるしげにしては珍しい。旅行先では適度に疲れるのがやはりいいようだ。
ここから3月3日の日記。
そう言や、今日って雛祭りだな、全く意識になかったが。
飛行機の時間を考えて、5時に起床、6時にホテルをチェックアウト、の予定だったが、準備に手間がかかって6時半に出る。しげがまたいつものごとく焦って「間に合うかな、間に合うかな」を連発するが、これでも時間的には充分なんである。だからどうして8時半出発の便に、6時半に渋谷を出て間に合わないと考えるかな。
夕べ寝たのが12時くらいだから、5時間くらいしか寝ていない。
飛行機の中では行き同様、爆睡。機内ラジオの落語もクラシックも聞かず、『ちびまる子ちゃん』も見ず。昔はこれが旅の醍醐味の一つに感じてたんだがなあ。
福岡に着くと、今度はこちらが雨。急に冷えこんできて、飛行機から降りるなり、慌ててトイレに走る。ところが、ロビーから出口のトイレまでの距離がひたすら長い。走って走って走って、やっとトイレに飛びこむ。軽く200メートルはあったのではないか。
しげを置いてけぼりにした格好になったので、追いついてきた時の恨みがましい顔といったら。けれど、狭いトイレにゃ兄弟も夫婦もないのである。
バスを待っても時間がかかりそうだったので、タクシーで帰宅。ゆっくり旅の疲れを癒したいところだが、しっかり午後から仕事なのである。
やっぱり東京に行くなら、三連休とか、そういうときじゃないと、ごっつしんどいですわいなあ(疲れて言葉もオカシクなっているのである)。
お出かけしてたんで、その間にありゃりゃと言いたくなるようなニュースがいくつか。
まずは、2月28日に東京地裁で判決がおりた「ウルトラマン」訴訟について。
円谷プロが、タイの映画制作会社チャイヨープロの会長、サンゲンチャイ・ソンポテ氏を相手取って、著作権の確認などを求めたんだけれど、「著作権は円谷プロに帰属する」と認定しておきながら、27年前に当時の円谷プロの先代社長(皐さんだよ……)とソンポテさんが結んだライセンス契約は有効だってことで、「日本国外ではソンポテさんに独占利用権がある」って判決をしたんだって。それって、著作権の意味がないじゃん(-_-;)。
ああ、当時の様子が眼に見えるようだよなあ。
胡散臭いタイ人の(きっと顔は黒く塗っているのだ)シャチョーさんが「たいデーハ、うるとらまん、大人気デース。映画一本、作ッテ、たいノ子供タチニ、見セテアゲテクダサーイ」なんてアヤシイ日本語で喋りかけるとさ、皐さんがニコニコ嬉しそうに「タイの子供たちのために作りましょう」なんて言っちゃうんだよ。
「映画、うるとらまんダケデハサビシイデース。たいニハ、はぬまあんイウまんがカ……ジャナクテ、スクイノひーろーイマース。映画ニはぬまあん出シテクダサーイ」
「いいですよいいですよ」
「はぬまあんノ人形、子供タチノタメニ作ッテ売ッテアゲタイ、オモイマース。ケレド、はぬまあんダケデハサビシイデース。うるとらまんノ人形モ、イッショニ売リタイデース。イイデスカ?」
「いいですよいいですよ」
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03月03日(月)
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