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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■『青空侍』2冠目!/『イリヤッド 入谷堂見聞録』1巻(東周斎雅楽・魚戸おさむ)ほか
ユリとともにアトランティスの謎に挑むのは、かつてある考古学スキャンダルでイギリスを追われた後、日本の団子坂で骨董屋を営んでいた男、入谷修造。
入谷の母親、金の亡者(^o^)淑子も巻き込んで、三人は謎を追ってクロアチアへと向かう。しかし、そこでユリは何者かに誘拐されてしまった……。
ストーリー展開は面白いんだけど、気になることが一つ。
原作の東周斎雅楽って、『MASTERキートン』の葛飾北星じゃないの?
いや、根拠って言っても、名前が似てる作風が似てるってとこだけなんだけどね。かつてSASのマスターだったキートンが今やしがない保険屋の探偵、って設定とか、親がちょっと変人とか、考古学的な謎を追ってるとことか、主人公のネーミングセンスが駄洒落でダサイとか(^o^)。
と言っても、その葛飾北星自体が謎の人物なんで、正体が誰かって詮索、余り意味がないのかもしれないけど。
『キートン』の浦沢直樹さんに比べると、魚戸さんの作画はちょっと華がない。絵的に浦沢さんを「追っかけ」てる人だってことは、『家栽の人』でも感じていたけれど、もう一歩のところでオリジナルになりきれていない恨みがある。
主役の入谷はもっとダサくっていいし、ユリはもう少し魅力的に描けないものか。この二人のコントラストがハッキリしてこそキャラクターが生き生きとしてくると思う。
01月18日(土)
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