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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■ヤマさんが見ていた/DVD『パニックルーム』/『快傑! 鈴鳴高校探偵部』1〜3巻(日下部拓海)ほか
 「全然違うやんか! ……じゃあ、露口茂の名前も下川辰平の名前も出さなかったんか」
 「あ、それは出した」
 「余計悪いわ!」
 穂稀嬢、しげのデタラメ、信じちゃってるんだろうなあ。

 でもって、しげの感想はどうだったかというと、穂稀嬢演じるキャラが「パラレルワールド」を「パラソルワールド」と言い間違えるギャグが気に入ったそうである。全く、なんでこういうマイナーなネタばかりに、しげは反応するんかな。いや、一応NHKで放送されてたんだから、マイナーといっちゃ悪いかもしれんが、少なくとも安孫子さんの代表作とは言えないよなあ。


 夕方から外出、博多駅の紀伊國屋に寄ったあと、8階の食堂街で、お好み焼きの店に入る。
 名のみ聞いたことのある「もんじゃ焼き」を生まれて初めて食べる。要するに「薄いお好み焼き」なわけだね。スペシャルを頼んだので具は肉、餅、エビ、卵ほか盛り沢山で実に美味い。値段はお高いが、食い出したらちょっと病みつきになりそうである。
 チーズ嫌いのしげは、品書きに「チーズ」と書かれていないお好み焼きを選ぶ。ところが何を間違ったのか、運ばれてきたお好み焼きに、調理人さんが豪勢にチーズをまぶし始めた。しげもその場で「チーズは入れなくていいです」と言えばいいのだが、こういうときにしげは絶対にタイミングが掴めなくて言いそびれてしまうのである。
 こんがり焼けたお好み焼を目の前にしてもしげが全然箸をつけないので、その時になってようやく私も、チーズが入ってて食べられないのだ、と気がついた。
 「食べんと?」
 「チーズが入っとるもん」
 「チーズケーキは食えるやん」
 「チーズが固形じゃなければいいとよ」
 お好み焼きもチーズは溶けて固形じゃなくなってると思うが。
 しげの偏食はただのワガママなので、私も改めて別の料理を頼んでやったりしない。一応、私のもんじゃ焼きを代わりに食うかどうか聞いてみたが、「アンタのやけん」と食べようとしない。人の親切も無にするというなら、それ以上、気遣ってやるこたぁない。しげの残したお好み焼きを、遠慮なく食べることにする。
 ところが、私がいかにも美味そうに食ってるのを見て悔しくなったのだろう、しげ、「チーズは食えない」と今言った口で、「これ以上は渡さないぞ」という形相でお好み焼きを食べ始める。結局、しげは食えないはずのお好み焼きを半分以上は食っていた。ホントにチーズがダメなら、こんな食い方はまずできまい。やっぱりしげの場合はただの好き嫌いである。
 イジマシイ、とはこういうことを言うんだろうな。


 そのあと、しげも今日は仕事が休みということなので、ネットカフェ「POPEYE」で時間を潰す。
 しげ、以前からぴんでんさんに「『女帝』はイイですよ!」と吹きこまれていたので、1巻から食いいるように読み耽っている。いくら「面白い」と言われたからって、ホントに面白がるなんて、つくづく暗示にかかりやすいというか、騙されやすい女だ(^_^;)。
 まあねー、アレを読んじゃイカン、コレを読んじゃいかんなんて注文つけようって気はないけどよー、『女帝』だの『野望の王国』に入れこんじゃう女って、どう思いますか、特に妙齢の女性の方。
 って、このサイトを覗いてる人で、「妙齢の女性」ってのがどれだけいるというのか、そしてその中のどれだけが『女帝』の存在を知ってるのか。
 いや、だから「しげはヘンだ」ってことになるんだけど。

 DVDもここには置いてあってヘッドホンで試聴できるんだけど、数が少ない。『キャッツ&ドッグス』か『パニックルーム』にするか、しげに聞いてみたら、てっきり『キャッツ』の方にするかと思ったら、『パニック』だと言う。
 「『パニック』怖いかもよ?」
 「でも、『キャッツ』は見たくないから」
 好き嫌いの基準というか、根拠がわからん。
 ともかく、プレステ2が置いてあって利用しないのも損なので、二人で『パニックルーム』を見る。
 コケオドシの無意味な演出が多くて、全然怖くない。ホラーものかと思ったら、『暗くなるまで待って』式の泥棒サスペンスだったんだね。

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01月12日(日)
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