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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■ミハル至上主義(笑)/『買ってはいけない2』/『T・Pぼん』5巻(藤子F不二雄)/DVD『クレヨンしんちゃんスペシャル』1・2ほか
 まあ、このあたりの論法はかわいいもので、ヒドイのは「森永ウィダーinゼリー」などを「これらに頼り過ぎると危険」「ゼリー飲料でビタミンはすべて補給していると安心し、野菜や卵を取らないでいると、ビタミン欠乏症を起こす」と言ってるが、それは商品の問題ではなくて、食べる人間の方の問題だろう。なんとしてでもその食品を危険なモノだと思いこまそう、という発想はいったいどこから生まれているのか。
 別に、「この食品は食べるべきでない」という主張をするな、と言いたいわけではない。実際、批判された企業の反応が、どこか奥歯にモノが挟まったような印象を受けるのは事実だからだ。ただ、批判する方も「企業憎し」の感情が先にたって、批判の仕方に全く説得力がないのが気になるのである。
 勝手にウラを考えちゃうとさ、いわゆるクレームゴロってやつでさ、因縁つけて口止め料せしめようとしてるだけじゃないかって気もしてくるのよ。批判されてる企業は実はその裏取引を拒否したとこだけだったりしてな。
 もちろん、これはただの「疑い」に過ぎないんだけれども、ちょっとでも「疑い」があれば、批判して構わないってのが金曜日のスタッフの考え方だろうから、問題はないでしょうね。


 モンキー・パンチ原作監修・山上正月作画『モンキーパンチ責任編集 ルパン三世公式 official magazine』(WEEKLY漫画アクション 1月20日増刊号/双葉社・500円)。
 ついこの間、「峰不二子賞」っての応募してたかと思ったら、もう「第2回」だと。サイクル早いなあ。結局グラビアを彩るための方便で、これでもって「実写版ルパン」を作ろうとか、そういう企画はないんだろうなあ。実は私、実写の『念力珍作戦』も好きなんだけど。「ルパンのイメージに合わない」って言うんだったら、『カリオストロの城』だってそうなんだよ。ルパンの場合、オリジナルイメージ自体が揺れ動いてるので、あまり「これはルパンじゃない」とか言ったりするのは無意味になってるんである。
 アニメスペシャルが新人育成のための道具に成り果ててる今、実写版ルパンを、という企画が上がってもいいんじゃないかな、とは思う。グラビアの磯山さやか、顔はロリ系でセクシーって感じではないが、サイズはB91、W60、H87と、公式設定の峰不二子に随分近づいてきている(峰不二子はB99、W55、H88)。
 考えてみれば、かつてルパンが実写化された1970年代、巨乳のアイドルなんてそんなにいなかったのだ。『クイズ100人に聞きました』で、「バストのでかい芸能人」として挙げられてたのが、榊原郁恵、原田美枝子、かたせ梨乃、朝丘雪路(元祖ボイン)と、その程度だった時代だ(河合奈保子の登場以来、ムードは変わるんだけどね。しかしこんなこと、オレもよく覚えてるな)。だから我々は、『珍作戦』の江崎英子程度でガマンするほかなかった(いや、江崎さんも好きなんだけど)。
 しかし、今や時代は変わった。栄養価が上がったのか、芸能人の巨入荷は留まるところを知らない。巨乳を探すだけで大変だった時代から、巨乳の中から峰不二子のイメージに合う女性を探せるようになったのである。機が熟したとはまさにこのことを言うのではないか。
 磯山さやかも悪くないけど、個人的には根本はるみあたりがいいんじゃないかと思いますが、いかがでしょう。で、声だけ二階堂有希子が当てると(^o^)。
 え? ルパンや次元や、ほかのキャラを演じられる人間がいない? いいんだよ、そんなの誰でも。声優にそのまま顔出しさせとけ(爺さんばかりや)。

 マンガの内容に全く触れていないが、この雑誌のメインはグラビアとコラムや対談、モンキー・パンチの単行本未収録作の掲載なんだから仕方がない。
 モンキー・パンチ対談の相手はちばてつや。デビューはモンキーさんの方が遅いが、ちばさんの方が年下。ちばさんが17歳でデビューした早熟の天才で、モンキーさんが28歳でデビューした遅咲きの桜だからこうなる。
 ちばさんが自分の絵柄に影響を与えた作家として、筆頭に、馬場のぼるを挙げたのは意外だった。言われてみれば、国松や鉄兵のトボけたキャラは馬場作品に連なるものがあるかもしれない。手塚治虫、山川惣司・杉浦茂の影響を挙げるのは時代的に納得できる。

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12月27日(金)
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