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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■やっぱり被害に合うのはしげ。/アニメ『サイボーグ009・地上より永遠に』/DVD『マジンカイザー』第7巻最終話ほか
でもこれは最初の映画版の山内雅人さんがこれ以上ないってほど静かで底知れない怖さが感じられるほどの絶品だったので、比較しちゃ悪いかもしれない。子供が混じってるのは、モノクロ版の最終回でのオマージュか。実は子供が一番の悪魔って話も、『オーメン』とか『スプリガン』(^o^)とか、腐るほど見てきてるので、ありきたりではあるのだか、この『009』は原点回帰の物語であるので、これはこれでヨシ。
おそらく一番賛否両論があろうと思われるのは、004の詩の朗読がカットされたことだろうが、版権の関係が生じてカットされたものか、単なる時間の尺の問題か。ドラマ的にここでの詩の朗読が勢いを止める危険もありはするが、そこは演出の実力次第でなんとでもなったのではないか。回想シーンや戦争シーンを交えつつ、それこそ「地上より永遠に」のテーマを訴えかけてほしかったなあ、と思うのも、原作ファンの愚痴かも。自分で読む時間を自由にできるマンガと、リズムを作り出さねばならないアニメのここが大きな差だ。これはあまり簡単に否定はできない変更ではある。でも今回、随分004がワリを食っている。機械の手でビーナの頬を撫でたところはグッと来たけどさ。
でもやっぱり今回一番ぐっときたのは002だ。
原作以上に、003と009の、触れそうで触れられない関係をやきもきしながら見てきた設定、これまでナンバーだけで呼びあっていたのが、最後の最後で「ジェット!」「ジョウ」と呼び合った演出、ほんのささやかな変更だが、「神よ」と原作で祈っていたセリフが「神様」と優しいセリフに変わったこと、002に関しては原作の改変がほとんどジャマになっていない。
そして、彼ら二人を神様が救ってくれなかったから。
それでもあの少女と弟が、神様に祈るから。
だからかつて我々は、深い感動を覚えたのだ。
大きな悪の細胞と、ちっぽけな善の細胞が消えたあとに残された我々が、やはり善でもあり悪でもあることを知ったから。
これが『サイボーグ009』の最終回である。
『GOD’S WAR』の続きが書かれずとも、最終3話が2話で打ち切られても、映画版がポシャっても、このヨミ編最終1話で、我々はこれまでのシリーズのテイタラクを全て許す。
我々は二十数年、この最終一話を見るために生きて来たのだ。
続けて『最終兵器彼女』の最終回も見ました。
まあ、二人でらぶらぶやってて下さい(^_^;)。
東京行きについて、こうたろうくんに電話。
ヨナさん、あぐさんとの待ち合わせの段取りについて連絡をするはずが、気がついたらまたオタク話になっている(^_^;)。
丁度テレビで「『アニメ名場面ベストテン』やってるのに見てないのか!」と叱られるが、私、ああいうオタク度低いの、見てて腹たつから、あまり積極的には見ないんだけど。
で、言われてみたけどやっぱり腹が立ったなあ(^o^)。
『ドラゴンボールZ』があんな上位にあることが信じられないし(まだピッコロが悟飯の前で初めて涙を流しながら死ぬシーンのほうが感動的だ)、『フランダースの犬』に1位を与えるのは記憶の中で物語が美化されすぎてるとしか言いようがない。当時の私は、『アルプスの少女ハイジ』のあとを受けて始まったこの話が、急に作画レベルが下がっちゃったんで、腹立ててたんだけど。アニメ見る前に原作読んでたってのも大きいかな。救いようのない話をなんで1年もかけてアニメにするかって反発もあったし。
爆笑問題の田中が「上位三作(『犬』『カリ城』『ハイジ』)は妥当でしょうね」とかワケシリガオに言ってやがったが、世間一般じゃやっぱりそうなんだろうなあ。またぞろホームページ立ち上げてオタクアニメ名場面集なんてコンテンツ作りたくなっちまったが、さて、いつの日になるのかね。
DVD『マジンカイザー』第7話(最終回)「決戦!! 炎の地獄城」。
封入パンフに「原作のエピソードで使えるのをセレクトした」とあったが、ゴードンが使えるエピソードかね。
原作マンガは相当荒削りなんで、作品として昇華させるためには、いろんなとこ補完しなきゃならないんだけど、どうも工夫が足りないっつーか、補完しまちがえてるっつーか。
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09月29日(日)
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