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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■文学を教養で語るな/劇場版『機動戦士ガンダム』四部作/『まんがサイエンス[ ロボットの来た道』(あさりよしとお)ほか
 ロボットを機能重視で、「ヒト型である必要はない」と断ずる人はいるけれど、ロボットに感情があるように錯覚したいのは人間の欲求だからね。だいたいテレパシーがない以上、人間同士だって、「相手に心があるもの」という錯覚の中で付き合っているのだ。
 形も表現も、人間に近いほうが嬉しいに決まっている。『拠ナ名百貨店』のドジロボットを見なさい(^^)。もしもキミの彼女が実はロボットで、おなかに真空管の入れ替え口があったりしてナニのとき「見ないで……」とか言われたら萌えませんか? あ、それって『最終兵器彼女』か。


 マンガ、宇河弘樹『朝霧の巫女 平成稲生物怪録』1巻(少年画報社/ヤングキングコミックス・530円)。
 サブタイトルに惹かれてつい購入。
 1巻を読んだだけじゃ、もう腐るほど読んできた従来の妖怪退治ものとどこがどう違うんだってことだけれど、『鬼太郎』や『エンマくん』と違うのはこれが「専守防衛」の妖怪ものってところになるかね。『稲生物怪録』の作者の稲生平太郎も、ただウチにいたってだけだし。
 言い替えれば攻めてくる妖怪の方に動機が必要となってくるんだけれど、あまり因縁めいた展開になるのもありきたりだし、それこそ原典通り、「脅かしに来た」くらいで充分だと思うけど、どうもそうはならないみたいね。まあ3人姉妹の巫女さん姿が可愛いから飽きるまでは続きを買ってみよっと。

08月09日(金)
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