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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■肉は血となり肉となる/『砲神エグザクソン』5巻(園田健一)/DVD『マジンカイザー』6巻ほか
1・2巻で盛り上げ過ぎたんだなあ。ありったけ機械獣導入するわ、ダブルマジンガー絶体絶命になるわ、マジンカイザー暴走するわ、クライマックスの連続(日本語になってないな)。
これを更に盛り上げるのが至難のわざというのはわかるが、でも作った以上、グレードを落としちゃいかんよなあ。合体機械獣ガラダブラなんて、ギャグでしかないじゃん。ブロッケンやゴーゴン大公出せよ、ローリィ&ロールはどうして
ミリオンαに乗らないんだ。最終回、マジンガー軍団出さないのか。
ホントに第2シリーズ作ってくれるんじゃなきゃ、物足りないぞ。私ゃあしゅら男爵の「なぜだブロッケン!」の断末魔のセリフが聞きたいのに(悪趣味)。
夜、NHK『桂米朝 最後の大舞台』の再放送を見る。
米朝さんをテレビで見るのも久しぶりなので、急に老けこんだ印象。もう銀髪で顔色もよくなく、確かにもう昔日の溌剌とした面影はない。
ただ、口跡もはっきりしていないし、老いは確実に米朝さんの芸に影を落としてはいるのだが、眼光だけは濁っていないのだ。恐いというか、鬼気迫る印象すらある。噺家としてはそれはもう余裕がなくなっているということで、あまりよいこととは言えないのだが。老いと戦い、追いつめられているのである。
桂枝雀の思い出を語る米朝さんの表情はあまりに痛々しい。
米朝さんの後を継ぐのは、枝雀さんと誰もが思っていた。「枝雀が生きてたらなあ」。米朝さんは本来そういう泣き言を言う人ではなかったと思う。
番組の途中だったが、居たたまれなくなってテレビのスイッチを消した。……芸人のこういう裏事情を伝える番組は、感情的には不要に感じてしまう。記録として残しておく意義があることは理解できるのだが、噺家は笑わせてナンボじゃないのかなあ。
07月29日(月)
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