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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■オトナ帝国、四たび/『寄生人』(つゆき・サブロー)ほか
 前見たときには泣かなかった、ひろしの「オレの人生はつまんなくなんかねえ」って叫びのシーンでもジーンと来ちゃったし。見るたびに泣くとこ増えてきてるぞ。大丈夫か。
 『WXV』でも思ったが、抑制された演出が効果を表してるのも見事。しんちゃんがタワーを駆け登って、ケンの足に取りすがって、匂い発生装置に辿りつくまで、ケンとチャコは一言も喋らないんだものなあ。ウマイよ原監督!
 でもやっぱりテレビ放送。
 あるんじゃないかと思ってたカット(-_-;)。
 しんのすけが洗脳されて寝転がってるひろしに「会社はどうするの?!」と聞いたら「どうして会社に行かなくちゃならないんだよ。国会で青島幸男が決めたのか!?」って言い返す赤塚不二夫ギャグがなくなってた。
 ……尺の関係なのかなあ。それとも個人名が出て来たんでヤバイって判断されたのかなあ。
 ラストに今度の映画第十作『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』の予告。ナレーションが大塚周夫、キャラデザインが今までの臼井儀人風でなく随分リアルになっている。
 ……しかもどうも戦国と恋、がテーマらしい。オトナ帝国の感動再びか?!

 しげ、「ライフ」のCMでラテンな音楽が流れるたびに画面に見入っている。マギー司郎が好きなのか、単にアホなCMだから好きなのか。
 どっちにしろヘンなやつだ。やっぱり。


 今日は某女性マンガ家さんの誕生日なので、そのマンガ家さんも覗いていらっしゃる某サイトにお祝いの書き込みをしたいと思ったのだが、いざとなったら凄く照れる。
 結果的に「おめでとう」の一言も言わない、ある意味シツレイな書き込みになってしまったのだが、この素直にモノが言えないというのは博多人の悪い癖でもある。
 これで誤解されることも多いんだけど、治んないのよ。f(^^;) ポリポリ。


 マンガ、臼井儀人『クレヨンしんちゃん』32巻(双葉社/アクションコミックス・560円)。
 掲載紙が変わって随分経つのにまだ「アクションコミックス」だなあ。でも「まんがタウンコミックス」ってのは存在してるんだろうか。
 巻頭は久しぶりに「ぶりぶりざえもんの冒険」。……これもアニメ化されるのかなあ。ぶりぶりざえもんシリーズについては、アニメの方はずっと再放送だったけど、新作作るとなればどうしても声優さん変えなきゃならない。スタッフも苦慮してるんじゃなかろうか。
 アニメと言えば原作にだけ登場してるの、モロダシ共和国のオマタさんだけかと思ってたけど、ニューハーフのスーザン小雪もアニメには未登場だったよな。……これもサベツがらみか? 劇場版じゃさんざんオカマ出てるZてのに、テレビじゃダメなのか? 劇場版だってテレビ放送してるぞ? こんな下らん自主規制、いったいいつまで続くんだ。
 「笑う大走査線」(ギャグじゃなくて「捜査線」の間違いでは……?)シリーズも大詰め。このにがりやと汚田の刑事コンビ、好きだったんだけど、破壊された野原家もようやく復活しそうだし、もうすぐお別れか。32巻を数えるほどになると、登場回数が少なくなるキャラも多くなってるし、こういう一発きりっぽいキャラは再登場しなさそうなのが残念。


 マンガ、つゆき・サブロー『寄生人』(太田出版/QJマンガ選書06・1890円)。貸本マンガの怪作、『寄生人』と『ミイラ島』の2本を収録。
 念を押すまでもないが、『寄生獣』ではない(^^)。
 出版されたのは97年だったのだけれど、つゆき・サブロー=杉本五郎=吸血鬼エリート(^o^)であることを知らずに、これまでその復刻自体、気づかずにいた。ようやく買えたので読んでみたのだが、やはり貸本漫画のヘタレパワーというのは凄いとしか言いようがない。
 なんたってこれ、水木しげるの完全パクリ本なんである。

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04月12日(金)
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