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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■多分それはアニムス(~_~;)/アニメ『アベノ橋魔法☆商店街』第2話/『裏モノ見聞録 怪網倶楽部』(唐沢俊一)ほか
 朝から頑張って日記の更新。
 平行して、ビデオ録画した『オトナ帝国の逆襲』をかけて繰り返し見る。
 見逃した背景の描き文字や、聞き逃したセリフなんかを確認するためもあるが、ともかく「泣かないで見る」訓練をしないと、しげからいつまでもバカにされてしまうからだ。
 でもよう、1970年万博当時、マジで「未来」を信じていたガキだった身にしてみりゃよう、「ただの石じゃないもん。アポロが月から持って来た石なんだもん」のひろしのセリフは、ズズンと胸に直撃してしまうのだ。
 ……意味わかんねーよな、若い人には。
 それを抜きにしても、世間で、いい映画だと評価してくれた人が多いのは嬉しいが、ごく普通にひろしの思い出のシーンやしんちゃんがタワーを駆け登るシーンで泣いちゃう若い人と、我々の世代の人間とが違っているのは、「畜生、なんだってこの街はこんなに懐かしいんだ!」とひろしが叫ぶシーンでも我々は泣いてしまうってとこだろう。
 ……ひろし、この時、一所懸命自分のクサイ靴の匂い嗅いでるんだけど(^_^;)。
 ……3回見返して、ようやくジワッと涙ぐむ程度で映画を見られるようになりました。

 次回作の『戦国大合戦』、ネットじゃ「『オトナ帝国』を凌駕した!」の声も上がってるけど、ここまでの「思い入れ」は私にはできないだろうな。でも、『映画秘宝』ほかの原監督のコメントを読んだりしてると、結構肩の力を抜いて、しかも好き勝手作ってるみたいなんである。
 傑作にはなってるんだろう。初日に見に行くぞ見に行くぞ見に行くぞ!


 日記を書いてるうちに疲れてきたので、ひと寝入りしたら、とんでもない夢を見た。
 書こうかなあ、書くまいかなあ、と、6時間43分56秒悩んだが、このまま隠しておくには余りに惜しい。
 私の人格が読む人に疑われる危険性もあるので、思いきり躊躇するのだが、「いまさらテメエの人格なんざ弁解しなくたって解りきってらあ」という声もどこからか聞こえてくるので、意を決して書く。
 ……書くぞ(~_~;)。

 私は実は草刈正雄の「妻」であった。
 しかも今日は嬉し恥ずかしの初夜。
 正雄さんはニッコリ笑って、私を優しくベッドに招く。
 え? これホント?
 私って男じゃなかったかしら。
 違うわ違うわ、だってこんなに髪が長いもの、ムネだって、掌に余るくらい膨らんでるもの、腰のくびれだって、かわいいおシリだって……。
 ベッドルームの姿見を見ると(なんでそんなものがあるのだ)、そこに映っているのは紛れもない女性、20代のピチピチした若妻なのだ。
 そうよ、私は女じゃないの。ホラ、顔だって私の好みの顔で、目はパッチリと、鼻はポツンとかわいらしくってさ……(この「私の好みの顔」って時点で、怪しいことに気づくべきである)。
 私は、前を隠していたバスタオルをカーペットに落とし(風呂上がりだったらしい)、スルリと正雄さんの隣に滑りこんだ。
 そうよ、私は女(そんなに念を押さないと確認できないなら、もう少し疑ってもいいんじゃないか)、だからちゃんと正雄さんの性感帯だって知ってるわ。
 正雄さんの首筋から胸にかけて、唇を這わせる。
 正雄さんの口から吐息が漏れる。
 そうよ、私は女、正雄さんの妻。だから、しげだってヤキモチ焼かずにこの様子をニコニコ見て……。

 見てるじゃん、しげ(@。@;)。

 部屋の隅に立ってるしげと眼が合って……。

 あ、アノアノ、どうかみなさま、夢判断はしないで下さい。
 特にフロイト派の人(ーー;)。


 しげが買ってきて冷蔵庫に入れていたパン、賞味期限が昨日で切れている。
 さらにしげに買ってきてやって、「食べなよ」と言っておいた、十勝のたま豆腐(略して「トカタマ」。ヘンなネーミング)、これも賞味期限が昨日まで。
 いろいろモノを買うわりにその存在をコロッと忘れること、しげはむちゃくちゃ多い。……百舌の早贄だよな。トリアタマのくせして「あとで食べよう」とか考えるからだ。できることとできないことの区別がついてない。
 おかげで今日の昼飯はデニッシュに豆腐。
 ……合わねー(-_-;)。



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04月13日(土)
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