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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■伝統と革命の間/『蟲師』2巻(漆原友紀)ほか
 『トイ・ストーリー』や『シュレック』、『モンスターズ・インク』の絵コンテなどを見ても思うのだが、完成された映像より、はるかに溌剌としているのである。完成度をわざわざCGで低くしてどうするんだよって、日本の手書きアニメに慣れてる身にはそう感じられるんだが、現実問題としてアメリカじゃ、わざわざCGにしないと売れないのだろう。
 アメリカのアニメ後進ぶりはこういうところにも現われているんだよね。
 けどなあ、CGのアトムも見たくもないけどさあ、CGのお茶の水博士、CGの天馬博士、CGのタワシ、中村両警部、CGのケンイチ、シブガキ、タマオが出るのかよ。
 そいでもって、どうせ原作の絵なんか無視して、リアルな人間キャラになってよ、アメリカだから名前もビバリーヒルズ博士とか、ブラッシュ警部とか、ジョニーとかケンとか(あ、ケンイチだけは名前が同じにできるか)になるんだぜ、きっと。
 ……だったら俳優使ってくれたほうがまだマシじゃないのか?

 更に、ハリーハウゼンの『シンドバッド』シリーズの第四作製作の発表もあったけど、ハリーハウゼン、とうの昔に引退してるのに、なぜに「第四作」なんて謳ってんの? しかもやっぱりCGで作るって、ダイナメーションで作らなきゃ意味ないじゃん!
 なんだかアメリカさんのやることはようワカラン。
 ヽ(´∞`)ノ

 この冬の興行成績もどうやら出揃った模様。
 トップは今も上映中の『ハリポタ』だけれど、『もののけ姫』の記録は抜きそうだが、『タイタニック』までは届かず、という感じらしい。だいたい200億円くらいで落ちつくのかな。2作目、3作目で前の作品以上のヒットってのはなかなか難しいだろうから、記録破りはもうしばらくはないかな。
 あとは『バニラ・スカイ』が35億、『スパイ・ゲーム』が25億、『シュレック』もそのくらい、続いて『GMK』が20億。
 去年の『メガゴジ』が10億だってことを思い返すと、倍増だね。全く『ハム太郎』さまさまだ。でも、もう一本なにかアニメをつけて「チャンピオン祭」が復活してくれりゃ、正月だけじゃなくて、春・夏通じて長期のヒットも見込めると思うんだけど。 


 夕食はしげのたっての希望でガスト。
 なんでもドリンクバーのメニューが増えたそうで、「アイスココアが飲みたい!」のだそうな。
 なるほど、店に入ってみると、ドリンクバーのコーナーに、なんだか黒っぽいボックスみたいなのが一つ増えている。でもアイスココアと言ってたのに、機械はどう見てもホット用。
 どこにアイスが? と思ってよく見てみると、「氷を入れてアイスにしてください」の表示が! ……これ、アイスココアの機械じゃなくて、「ホットココアを氷で無理やりアイスにしてください」ってやつだったのね。
 これはつまりこういうことかな、初めからアイスの状態にしておくと、ココアが沈殿して薄くなってしまうんで、むりやりホットをアイスにしているとか……よくわからんな。
 けれど、こんなの薄くてぬるくて飲めないんじゃないかと思っていたのだが、実際に味を見てみると、これが意外とイケるのだ。
 初めから氷が解けて味が薄くなることを見越して、ちゃんと濃い状態にしておいたのだろう。濃さもいいし、冷た過ぎないのがノドに優しい。
 つい、3杯立て続けに飲んでしまったけれど、これ、意外にやみつきになっちゃいそうだな。


 マンガ、和田慎二『超少女明日香 式神編』2巻(メディアファクトリー・580円)。
 随分簡単にヒロインたちを殺して行くなあ、と思ってたけど、こういうオチに持っていくためだったのか。ちょっとムリヤリっぽい印象もあるけど面白いからいいや。
 なにより、タイトルの「式神編」ってこういうことだったのね……、とそのアイデアに脱帽。だってまさかねえ、チビ明日香が(もちろん変身前!)が何百人も出てくるなんて思わないってば。
 ごっつかわいい! ストーリーのちょっとしたいい加減さなんてもう気にならないくらい。

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02月26日(火)
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