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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■カメラ小僧にご用心/DVD『エコエコアザラク』/『ななか6/17』5巻(八神健)ほか
しかもまた作画が間に合わなかったらしくって、一番感動的なシーンになるはずの、ソフィーの墓の前でグレートが娘のローザと語り合うところ、原画つないだだけのカットがボロボロ出てくる。
DVDじゃちゃんとリメイクしてよね、頼むから(T.T)。
けれど脚本は無理にブラック・ゴーストと絡めた展開を除けば(今回、ブラック・ゴーストを出す必要はない)、なかなか大胆で面白い。
ローザはグレートに「私はあんたの娘じゃないわ、あの後ママはほかの男と結婚したの」とか言ってるけど、ホントにそうなら、わざわざグレートに墓参りさせる必要ないじゃんか。
つまり、ローザは間違いなくグレートの娘なんである(多分スタッフは「あえて」そのことを認めんと思うが)。006とともにギャグ担当と思われがちな007だけど、やっぱり一番人生の悲哀を噛みしめて来てる「オトナ」なんだよなあ。……ああ、だからもっといい作画監督と演出と、チョーさん以外の役者を007に当ててくれ!
なんつーか、イマイチ乗りが悪いんだよね、長島雄一。もっとも、それは作画が間に合ってないせいなのかもしれないけど。
しげは『このまちだいすき』のチョーさん以来、彼のファンらしいんだけど、わしゃどうせギャグやってくれるんなら、007には「ナンタルチャ!」だけでなくって、「ミルクちゃん、大統領はさみしいダス」とか、楽屋オチくらいはやってほしかったけどねえ。いや、無理なのはわかってるけど。
練習から帰ってきたしげと、ガストで食事。
今日の撮影の話などを聞く。
「あの例の『姫』の衣装を着て、撮影したわけ? 鴉丸さん」
「そうだよ」
「志賀島で?」
「そうだってば。脚本にそう書いたのアンタやん」
「ロケ地まで指定しちゃいないよ。なんかなあ、志賀島はなあ、イメージに合わないんだけどなあ。……雨も降ってたろう?」
「合間に撮ったよ。でも今日しか時間取れないからしかたないやん」
「……近くに人がいたら、面食らったろうなあ」
「いたよ」
「近所の人?」
「うんにゃ。カメラマン」
「……カメラマン? カメラマンって……何のカメラマン?」
「しろうとカメラマンじゃないの? 『写真撮らせてください』って言うから『いいですよ』って」
「なんでお前たちの写真なんか撮りたがったんだよ」
「知らないよ。多分、風景でも撮りに来たけど、雨降ってるし、いい景色がないとこへ急に『姫』が現れたんで、撮りたくなったんじゃないの?」
「撮りたくなるのか? コミケじゃあるまいし、カメラ小僧かそいつは」
「だから知らないってば」
なんだかなあ、仮にその人が普通のカメラマンだとして、なにかの展示場でその写真に「志賀島の日常」とかキャプション付けても誰も信じないだろうなあ。
しかし、しげたち、よく断らなかったよな。
「すみません、撮影はちょっと困るんですけど」と一言言えばいいだけなのに。
もしかして、その写真がいろいろヨコシマなことに使われる可能性は考えなかったんだろうか。……こないだ私に姫のスカートが地面につかないように持ち上げさせたときには「めくるなよスケベ」とか言いやがったくせに。
つーか、考えてみたらウチの劇団のメンツ、ほとんどみんな元(あるいは現)コスプレイヤーなんだよな。それはもうそれとしてナニされても承知の上ってことなのかもなあ。……ホントかよ(ーー;)。
よしひと嬢、やっぱり2時ごろでダウンしてお帰りになったとか。
うーむ、風邪引いてるのにわざわざ来て午前3時から雨降りの志賀島で撮影して更に練習って……そりゃ倒れるわな。
インフルエンザも流行ってるみたいだし、こじらせなきゃいいんだけど。
マンガ、八神健『ななか6/17』5巻(秋田書店・410円)。
そろそろアニメ化の企画が立たないのか、『ななか』。
嵐山の妹(純和風剣道少女)なんて、お約束テコ入れ&アニメ用キャラって感じがしてならんが。
つまりはそろそろネタ的に煮詰まってきてるんである。
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01月13日(日)
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