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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■ケーキとシュークリームと焼き鳥と/『ヒカルの碁』15巻(ほったゆみ・小畑健)/『細腕三畳紀』(あさりよしとお)ほか
 ……このように、ぴんでんさんはとってもイイ性格をしている人なのである。
 そして、実際、ハム太郎を聞くたびにクスリと笑い出す女が私の隣に生まれてしまったのだった。
 つくづく、洗脳されやすいやつだよなあ、しげ。  

 これからちょくちょく、ぴんでんさん語録も書いていくことになろうかと思うが、ぴんでんさん、未だにご独身の好漢であります。御本人は、結婚したらピッタリ遊びは止める、と公言していらっしゃいますので、お付き合いしたいという妙齢のご婦人がいらっしゃいましたら、私までご一報のほどをよろしくお願いいたします。

 ぴんでんさん、その後も『鉄人タイガーセブン』や『電人ザボーガー』など、ピープロ製作特撮番組の魅力などを語る語る。
 私も当然見ちゃあいたんだが、どちらかと言うと同じピープロ作品なら『宇宙猿人ゴリ』や『快傑ライオン丸』派であったので、その二作には、ぴんでんさんほどにはハマらなかった。この辺がやはり世代の差というものであろう。
 評論家の岩佐陽一がやはり『タイガーセブン』には相当感銘を受けているのだが、実はぴんでんさんと同世代である。そのことを聞くと、ぴんでんさん、「でも私、岩佐陽一、嫌いなんですすよ」と複雑な表情。
 これも一種の同族嫌悪ってやつだろうか。

 みんなで散々食って散会。
 次の集会は、年が明けた中ごろに、『シベリア超特急』の鑑賞会を行おうということになったが、みなさん、そんなに心にストレスをあえて溜めようというのか(^_^;)。


 雑誌『ドラゴンHG(ハイパーグレイド)』第1号(富士見書房・1000円)。
 あの伝説の(どこが)とり・みきとゆうきまさみの合作、『土曜ワイド殺人事件』の復活である。
 題して『土ワイ4 京都藁人形殺人事件』。
 もちろん、今度の主役も元マンガ家アシスタントの田渕A子(この名前で少女マンガファンはまず笑ってください)。
 アレから(何がアレからかはもういちいち解説しないが)A子は山にこもって修業していたのだった(なんのだ)。同時期になぜか起こる、「人間の死に方の通りに殺される藁人形」事件。そして群馬県警から京都へ出張捜査に現れた、あの頭が陰毛の(^_^;)田子二毛作と土手村の刑事コンビ。
 ストーリーはこんなだが、ともかく随所に描き込まれたマニアックなギャグの数々がわかる人にはわかって大いに笑える。
 登場人物がシルエットになってるシーンにさりげなく『煙突屋ペロー』がいたりしてな(^o^)。……みんなもどれだけネタがわかるか探してみよう!

 他にも、復活を遂げた結城信輝『ヴェルパーサーガ』、復活を遂げたゆうきまさみ+田丸浩史『マリアナ伝説』(復活ばっかりかい)などがメイン作品。……ちょっと雑誌としてはオタク向けすぎる気はするが、ドラゴンだし富士見だからいいのか。
 よくわかんないけど、声優やネットアイドルのグラビアまで付いている。このネットアイドルの木村紗雪って女の子が、「自分が生まれる前のマンガを読んで感想を書く」という企画ページを持たされてるんだけど、その第一回に選ばれてるのが江口寿史の『ストップ!! ひばりくん!』。
 ……もう、二十年前ってかよ。まだ完結してないってのに。
 この女の子、「『高円寺さゆり』が好き」、なんて書いてるが、このキャラが薬師丸ひろ子をモデルにしてることも知らないんだろうなあ。つーか、薬師丸自体知らないのかも。

 次号予告を見ると、『ダーティペア』や『地上最強の男竜』など、やっぱり続編企画ばっかりだ。2号出せるのかなあと思って発売日を見ると……12月?……まだ出てる気配がないぞ。売りきれたのか、やっぱりポシャったのか。
 吾妻ひでおが描いていればポシャったと確実に言えるんだが(^o^)。


 マンガ、ほったゆみ原作・小畑健作画『ヒカルの碁』15巻(集英社・410円)。
 年の瀬っこともあるのか、ジャンプコミックスが早めに発売されている。
 買うには買っていたのだが、一度読んでるものなので、慌てて読まなくても、と思っていたのだが、どうしてどうして、通読すると連載を待ち望みながらぶつ切りで読んでいた時よりはるかにリズムのある構成だったことに気付いた。

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12月30日(日)
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