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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■心臓止まってもDVD……バカ?/ドラマ『五辨の椿』第1回/DVD『ハレのちグゥ』3・4巻ほか
 「皇位継承者」が生まれることを喜んでいるのだ。
 これって、日本人が誰一人として、天皇家を「人間」として見ていないことの証拠じゃないのか。こういうサベツを露骨に受けていながらニコヤカにしてなきゃならない天皇家の人々にはマジで同情しちゃうんである。


 NHK金曜時代劇『五辨の椿』第1回。
 今日は『太陽にほえろ! 2001』と、『浅見光彦・津軽殺人事件』と、これとが重なってたので、悩みに悩んだ末、『太陽』を録画して『五辨』を見ることに。
 この判断、まあまあ正しかったか。
 ご承知の方もあろうが、この『五辨』の山本周五郎の原作には、更にモトネタがあって、それはコーネル・ウールリッチの『黒衣の花嫁』である。
 だから、これは女性復讐鬼の物語なんだけど、ヒロインがまるで現代の軽い女の子で、まるでらしくないのだ。それともこれはまだ普通の大店の娘のころなんで、かわいいだけの演技をさせてるのか? なんにせよ、「次回で化けるかも」って期待だけで話を次回に引くのは、ちょっと止めてほしかったよなあ。


 DVD『ナジカ電撃作戦』第1巻。
 エアチェックより、DVDの方が当たり前だが発色がいい。
 しかし、女キャラはともかく。登場する男がみんなオジサンばっかで、若くてかっこいい男が敵にも味方にも少ないことに気がついた。
 ……だから、見てる方も自然と「おじさんモード」でナジカやリラを見るように心理誘導されてるんだよなあ。
 パンチラ見ててエロい気持ちになるのも仕方ないか(^_^;)。


 DVD『ジャングルはいつもハレのちグゥ』3・4巻。
 原作漫画より、ハレのテンションが高い高い。
 グゥの方が魅力的、と考えてたけど、あのハレのマシンガントークがあってこそグゥのキャラが生きることに気がついた。
 これ、まんま「上方漫才」やん。ハレのしゃべくり、興奮した時の「オール阪神」ソックリなのだ。じゃあ、グゥは「巨人」かっていうと、どっちかと言えば「中田カウス」か「花紀京」なんで、ちょっと工夫が加えてある。
 一応シリーズとして「ウェダの家出の原因は?」って設定を縦糸にしている以上、ちょっとシリアスな部分もあるのだけれど、それがこのあたりのエピソードではそれほどジャマになっていない。
 「おじいさん大好き」のダマや、「ウェダお嬢さま大好き鼻血ブー」のベルもそうだが、こういうエキセントリックなキャラを準レギュラー的に使うのは結構難しい。一発ギャグに近いから、新しい展開がないと、すぐに視聴者に飽きられちゃうのだ。
 ダマは原作で再登場したときには以前ほどの迫力はなくなってたし(「バーサーカー!」のセリフは好きだったけど)、アニメの方はうまく処理してもらえるのかなあ。

11月30日(金)
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