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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■おトイレの音入れ。つまんないシャレですみません/『ほんの本棚』(いしいひさいち)/DVD『ゴジラの逆襲』ほか
朝からなんだかスゴイ土砂降り。
外の空気も冷たい。
しげ、車を運転しながら「前が見えん後ろが見えん」と悪態をつく。
確かに、見えないなあ。滝のように流れる雨のせいで、ワイパーもムダに左右に動いてるだけって感じ。
朝は早くて薄暗く、帰りはもう夜で真っ暗、対向車のヘッドライトがフロントガラスで煌びやかに反射して、まあ、それ自体はとってもキレイなんだけれど、道そのものが見えんぞ、これで事故らないってのは奇跡じゃないか。
しげはブツブツ悪態だけついてりゃよかろうが、隣に座ってる私はどうしたらいいのか。
「怖い?」としげが聞いてくるので、半ば本気で「まあ、覚悟はしてるから」と答えたら、「何それ」と笑いやがった。
「死ぬときゃ一蓮托生だ、うれしいか」とこっちも悪態でもついてなきゃやってられねーって。
買い物がいろいろ残っているので、1時間早く帰ることにする。
まずは『ハリー・ポッターと賢者の石』のチケットを買わねば(そんなんで早退するなよ)。
しげに連絡すると、あまり喜んでる様子がない。日頃、私が仏頂面だと文句ばかりつけてるくせに、しげだって、私が何かに誘ったりしてもあまり嬉しそうな顔をしないのだから勝手なもんだ。
それでも時間通りに職場の駐車場までやってきているのだから、内心は嬉しくてたまらないのにガマンしているのだろう。
ちっ、照れてやがるぜ。
「食事どうする? 『めしや丼』でいい弁当があるんだよ」
「なんかそんなこと言ってたな。じゃいいよ、寄っても」
返事をしたあとで、ふと、あることに気付く。
「『めしや丼』、道路の右側にあったよなあ。ちゃんと中に入れるのか?」
初心者が右曲がりが不得意、というのは私も何となくわかってきたところである。
しげ、いともあっさり、「入るよ?」と答える。
……ちょっと待て、「入れるよ」じゃなくて「入るよ」なのか?
しげ、車をどうやって乗り付けるのだろう、と思っていたところ、結構ムチャな曲がり方をしてくれた。
キュキキキイキュキイイイイ。
うん、確かに「入ってくれた」な(-_-;)。
しげが勧めてくれた弁当、確かに量的にちょうどいい。
「彩弁当」という名前だが、サバの切り身、卵焼き、鶏唐揚げ、煮付け、みんな少なめでご飯も少ない。それで500円程度なので、糖尿にはちょうどいい感じ。でももう一品、何かほしい感じがするのは、最近、食が進んでるせいかな(^_^;)。
けれどチケット制という味気なさを除けば、種類も多く安上がりで、『めしや丼』は利用し甲斐があるのだ。
帰りもバイパスの広い通りを一気に三車線すっ飛ばして入りこむしげ。
キュキキキキキイッキュキュキキュキキキキキイッ。
おおいおい、雨が降ってんだぞ雨があ。
しげは私の顔から血の気がどんどん引いているのに気付いているのかいないのか。
「初心者の癖にムチャしてる?」
そういうセリフをニコヤカに、助手席に座ってる私に向かって言わないでほしい(ToT)。
この間まで、ずっと改装中だった、キャナルシティの4階の「福岡ジョイポリス」。今日来てみて、どうやら再オープンしたことを知る。
入場券制がなくなり、名前も変え、「クラブセガ キャナルシティ」として再スタート。隣のメガバンドールがつぶれちゃったし、このままセガは再開できないんじゃないかとか思ってたんだけど、ちょっとホッとする。これは意外と本気でうれしい。
そんなにゲーセンに入り浸る方ではないのに、なんでそんなに喜んでるかっていうと、これがやっぱり「映画」ガラミなんである。
だって、このまま雪崩式にAMCまで巻き添えくらってつぶれちゃったら、一番便のいい映画館がなくなっちゃうんだもの。
アミューズメントマシンは大幅に増大されたそうだ。
4階は、アトラクション、ブライズゾーン、体感ゾーン、プリクラゾーンをメインとしたフロア。
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11月29日(木)
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