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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■行かなかった博覧祭/『陽だまりの樹』1〜7巻(手塚治虫)ほか
昔、雑誌連載で読んではいたが、飛び飛びだったので、まとめて読む。
やはり手塚さんがうまいなあ、と思うのは、おそらく架空の人物である主役の伊部谷万次郎、それと手塚さんの三代前の先祖、手塚良仙とが、全く違和感なく絡み合ってることだ。
ウソはホントに、ホントはウソに近づけることで虚実皮膜の境地は生まれる。晩年の手塚さん、そんなハイレベルにまで辿りついていたんだろうか。
前、読んだときも気になってたんだが、徳川家定とハリスの会見時、家定がいきなり横を向き、床を踏み鳴らすと言う奇矯な行動を取るのだが、それを「黒子」への合図、と書いたのは手塚さんの推理だろうか、それとも文献に証拠が残っていたのだろうか。
11月05日(月)
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