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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■10000HIT!o(^▽^)o /映画『エボリューション』/『電脳なをさん4』(唐沢なをき)ほか
望月あきらなら代表作は『サインはV』か『ローティーンブルース』のほうだろうし、先生もので考えても『ドカドカドッカン先生』のほうが先で、マンガとしての完成度もそっちの方が高い。『総理』が選ばれたのは単にテレビ化されたやつだからってことなんじゃないのか。
やっぱり復活させるマンガの選択が特定の世代に阿ってる印象は拭えないのはこういう雑誌の宿命か。
しかも新作は毎号往年の輝きがすっかり褪せたものばかりで、かえって単行本未収録の坂口尚『ウルフガイ』や山上たつひこ『岩風呂くん』の再録などの方がよっぽど面白い。でもこういうイヤごとばかり言ってること自体、No.1の『鉄腕アトム』みたいな珍品が描かれる根を断つような行為になっちゃうので、まあ、「もちっとマンガの選択に気をつけようよ」くらいに留めておくのが無難かな。
夏目房之介が熱狂的なツツイストだったってことは知ってたけど(『伝説巨神ツツイング』を覚えている人はいるかな)、実際に筒井康隆のマンガのアシストをしてたんだなあ。『ワイド仇討』の下描きは全部夏目さんによるものだそうな。言われてみると、陸蒸気の中での歌舞伎風の演出なんか、夏目さんっぽい(っつーか、手塚治虫の影響なんだろうけど)。
実のところ、この雑誌で一番読み応えがあるの、『筒井康隆全漫画』の再録と解説だったりするのだ。この機に、また筒井康隆の新作マンガを、というところまでいってくれると面白いんだがなあ。
11月03日(土)
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