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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■野だいこ敬語/『源氏物語』第壱巻「桐壷」(江川達也)ほか
 ……あなたの上司がとんでもない服を着てたときにこうやると、そいつは次の日から絶対その服は着てきません。保証します(やったことあるのか)。

 いわゆる「慇懃無礼」というやつだが、言われた方は敬語を使われてるわけだから文句は言えないよな(^^)。


 しげに買い物を頼む。
 冷たいものがほしい、と頼んだら、ようやくアイスモナカとゼリーを買ってきてくれた。
 まあ、嬉しいことは嬉しいんだが、頼んだ洗濯物はやっぱりテキトーな干し方で、全く乾かない。私が干しなおしたので、明日には乾いてくれるだろう。
 

 炭疽菌騒ぎで、アメリカではもう9人の発症者が出ているとか。
 死者ももう二人だそうだが、イスラム原理主義者の報復テロかどうかはまだ定かではない。便乗者の可能性も高かろう。
 ニュースでは識者とか最近の専門家とかいうのが、「国が背景にいなければ作れるものではない」とか言ってるが、オウムがサリン作ってたときもおんなじこと言ってたぞ。
 誰かをかばって、どこぞの国に責任を押しつけたくて、そんなデマ流してるのか? そりゃ、培養するのにある程度の施設は必要だろうが、ノウハウさえあれば、何も「国」ほどのバックがなくても大量に作れるからこそ、ばら撒いてるんだろうが。
 テロ、と言うのは「誰にでもいつでも狙われる危険性がある」という恐怖に相手を落とし入れることが目的なのだから、そんな専門的な知識がないと作れんようなものは、利用価値がない。
 で、その専門家、更に続けて「日本で作るのは不可能でしょうね」だと。
 ……おい、この無知無教養なバカ、研究所から追放しろ。例の戦時中の731部隊の細菌研究施設で、炭疽菌はとうの昔に培養されとるわ。旧日本軍の研究成果は、様々な形で全世界に流出したとおぼしい。どこの国で、どの程度の規模の施設が炭疽菌を作り出してるかは、見当のつけようがない、というのが本当のところなのである。


 CSファミリー劇場でなつかしの竜雷太主演『これが青春だ!』を放送しているのをしげと何となく見る。まだ2回目か3回目くらいらしく、話は新任の竜雷太の大岩先生が、落ちこぼれクラスを持たされるようになるまで。
 今見返すとむちゃくちゃ豪華キャストだなあ。大岩先生に理解のある校長が西村晃で、腰巾着の教頭が藤木悠、反校長の理事長が山茶花究。女生徒の中には岡田可愛に柏木由紀子がいるがね。……柏木由紀子がセーラー服着てた時期もあるんだよなあ、当たり前だけど。
 PTAのおばさん連が菅井きん、賀原夏子、南美江ってのは濃い濃い。三遊亭金馬や名古屋章が劣等生の親父たちってのはもうハマリ役ではないか。
 テーマソングをしっかり覚えてるってことは見てたはずなんだが、ストーリーなんてケロッと忘れてるがな。でも、大岩先生が「寝たいやつは寝ていいぞ!」と言って、自分も眠り込んでしまい、生徒にボイコットされるってシーン、記憶があるなあ。それとも似たような話が他の学園ドラマにもあったのかなあ。

 それはともかく、モノクロ時代のドラマだから、どうしても風俗が古色蒼然としている。
 校舎なんか全部木造だ。
 「うわあ、木造校舎だ」と言ったら、しげが「え? アンタの子供のころって、全部木造じゃなかったの?」と驚かれる。
 「何言ってんだよ、小学校も中学校も鉄筋コンクリートだよ。博多の都会なんだから」
 「博多が都会?」
 「そうだよ、広島のど田舎とは違うんだから」
 「ははーん。博多に言われたかないね」
 「広島のどこが博多より勝ってるってんだよ。カープとお好み焼きと○○ド○○しかねーじゃねーか。しかもお好み焼きなんて甘ったるいソースぶっ掛けただけのシロモノだし」
 「じゃあ、博多にうまいもんあるのかよ。トンコツラーメン?」
 「ありゃ博多の食いもんじゃねーよ」
 「ホラ見てん、何もないじゃん」
 「おきゅうと食え! おきゅうと!」
 広島妻対博多夫のいつもの不毛な口ゲンカであった。


 マンガ、武村勇治(取材・原案協力/石井信)『風娘(かぜっこ) 高橋尚子世界記録への挑戦』(小学館・620円)。

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10月22日(月)
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