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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■『クレしん・オトナ帝国同人誌』完成!掲示板も見てね/『怪』11号ほか
先日いただいたメールでは、「オトナ帝国大辞典の記事が足りません」と、ちょっと完成が危ぶまれているような内容だったのに。
『h.m.』の近況報告では「夏コミに向けて『クレヨンしんちゃん本』制作に燃えている」と書かれておられたから、まあ大丈夫だと思ってはいたが。
参加メンバーを見てみると、全員で10名ほど。
山本さんは当然、原稿を書かれているとして、プロの方の参加があと、眠田直さんだけである。岡田斗司夫さんはご自分のブースを持たれてるから、原稿書くならそっちの方だろうけれど、唐沢俊一さんは参加表明されていたのに、お名前がない。
そう言えば、ホームページの日記にも「同人誌原稿を書く」って見かけなかったものなあ。ご不幸があったことでもあるし、余裕がなかったのだろう。
ちょっと残念なことではある。
いざ販売決定となると、現物を見に上京したくなるのは人情と言うものである。福岡・北九州のコミケに参加したことはあっても、東京には行ったことないしなあ。
しかし如何せん、今回ばかりは上京はいっかな不可能なのだ。なんてったって、8月10〜12日は入院中なのだから。こういう時はコピーロボットがほしくなるよなあ(ドラえもんの道具よりパーマンのコピーロボットの方に切実感があるのよ、我々の世代にはね)。
続けてネットサーフィンをしたかったけれど、買ってきたDVDの山を見た途端、しげがパソコンを占領してしまった。
で、いきなり『スーパーミルクちゃん』を見始めたのである。やっと見終わったかな? と思ったら、今度は『オーガズモ』。……いや、見ちゃイカンとは言わんが、先に手に取るものがそれか? 他にも『アードマンコレクション』とか『幽霊列車』(赤川次郎原作/岡本喜八監督版)とか渋い作品も買って来てるのに。
おかげで、日記の更新も溜まってるっちゅーのに、昨日は全くパソコンが使えませんでした。ますます更新が遅れちゃうよう、( iдi ) ハウー。
仕方なく買ってきた本などを片っ端から読む。
『怪』11号。
リニュウアル号ということは売れてないのかな、この雑誌。
でも妖怪ファンには読み応えが凄くある本なんだがなあ。アカデミズムがお好きなヒト用にマジメな民族学研究も載ってるし。新発見の「化け物絵巻」の紹介もあるぞ。
でも私がやっぱり面白いと思うのは、水木しげる御大の対談やマンガ『神秘家列伝・仙台四郎』なんだな。
バンド「ゆらゆら帝国」の坂本慎太郎との対談での無軌道ぶりが楽しい。
坂本氏が「何もないのに足に火がついたように錯覚したことがあるんですけど」と水木サンに言うと、「精神科に行きなさい」……おいおい、間違ってないけどTPOは間違ってるぞ。
で、その口で「妖怪はいますよ」だものなあ。かなわないや、このジイさん。
マンガについての言質も実にさっぱりしている。
「スランプになるのはバカ。人に誉められたいという気持ちがあるからそうなる。欲が深いだけで本当の才能がないやつです」。
もちろん、これは手塚治虫のことである(^_^;)。
そのマンガの才能がないのを、ハッタリと見栄だけでゴマ化してきたところが手塚治虫の才能なんだけどね。手塚治虫は「元祖無責任男」として評価してあげるのがいいと思うんだけどなあ。
マンガ、石ノ森章太郎『仮面ライダーEX』。
なんと石ノ森御大の下描きに基づく『仮面ライダーアマゾン』の初単行本化だ。
連載が低年齢誌の『テレビマガジン』だし、実際の作画は石川森彦が担当しているけれども、ヘビ獣人に襲われた高坂博士を助けられなかったアマゾンが、雪降る街にさ迷いでて、涙しながら「この冷たい白い花はなんだ?」と呟くシーンなどは石森リリシズムの真骨頂だろう。
でも、番組短縮、連載中断の影響はキツイというのがよく判る作品ではあるのだ。
なにしろ1〜4話までがプロローグで、5話が最終回なのだから。
多分、石ノ森さんは、アマゾンを補填して単行本化するつもりだったんじゃなかろうか。しかも自らの手で。
……未完の作品の多い人だったからなあ。
マンガ、高橋葉介『黒衣 ―KUROKO―』3巻。
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07月27日(金)
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