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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■ふ、ふ、ふ、ふ○こせんせぇぇぇぇぇ!/『悪魔が来りて笛を吹く』(横溝正史・野上龍雄・影丸穣也)ほか
 でも、この私の想像と全く逆に、更にワンマンマンが活躍してたら、いしいさんはスゴイと思う。何しろ今や存在自体影が薄くなっているタブチやヒロオカやヤスダを、未だにキャラクターとして使い続けているのだよ。一端愛したキャラはとことんまで愛し続ける人なのだ、いしいさんという人は。
 ナベツネ、少しは頭を冷やして人のココロってものを知れよな、バカヤローが。


 さて、今号の『ニュータイプ』と『アニメージュ』。
 ガキ向けのアニメ誌をなぜいつまでも買うんだと白い目で見られることもあるけれど、確かにねえ、「アニメージュグランプリ」なんて、お子様の組織票で受賞する年も多かったりで興醒めだけど、個々の記事には、どうしてどうして、見逃せないものも多いのですよ。

 『ニュータイプ』連載の鈴木伸一さん(『オバQ』の小池さんだぁ〜!)の『アニメ街・ラーメン横丁』、今回は「トキワ荘を育てた編集者」ということで、手塚治虫文化賞を受賞した丸山昭さんを取り上げている。
 いわゆる「手塚番」のお一人で、石森章太郎、赤塚不二夫ほか諸氏を育てた名編集者なのだが、浅学にして私は丸山さんのお名前を存じ上げなかった。
 『トキワ荘実録』というご著書もあるということであるのに、マンガファンとしては情けない話だ。こういうウラカタの人にまでスポットを当てよう、と言う気持ちが、この2誌にはあるのである。

 『アニメージュ』の方も、今回は多分マニアも余り知らないのではないかと思われる、あの『名探偵ホームズ』についての大暴露。
 当時脚本を担当していた片淵須直氏、「いや、実は、宮崎駿さんのフィルムにならなかった絵コンテがあるんですよ」……え!?
 それも『バスカーヴィルの魔犬』と『白銀号事件』!
 ……学生時代、ホームズを犬でやると聞いて、「じゃあ『バスカーヴィル』はどうするんだよ! モノホンの犬が出るやんか!」と突っ込んでたものだったけど、それに宮崎さんが挑戦していた!
 そうか、この2作がアニメ化されなかったのは宮崎コンテが存在していたからだったのか!
 み、見たいぞ! フィルムになってなくてもいい、絵コンテのままでいいよ、公開してくれ、出版してくれ!

 ……私が未だにこの2誌を買い続けている理由が少しはお分りいただけただろうか?

 しげが帰るまで仮眠。と言っても四、五時間は寝るけど。
 細かいシチュエーションは忘れちゃったけどさ、それでもここ数年で一番印象深い夢見ちゃったよ。
 あああ、あの、あの、藤子・F・不二雄先生に会ってしまったのよ!
 有名人に夢の中で出会うことなんて、今まで一度もなかったのに。
 ニコヤカに微笑む藤子先生を見るなり、私は思わず聞いていました。
 「せ、せんせい! 『チンプイ』の、『チンプイ』の最終回はどうなったんですか!」
 先生、ちょっと困ったように苦笑なされて、
 「それがねえ、実はなにも考えてなかったんだよ」
 ……あの先生、本物かも知れない(^_^;)。

07月13日(金)
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