ID:10788
無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
[491774hit]

■携帯綺譚/『雨柳堂夢咄』5巻(波津彬子)ほか
 でも充分、制作に力を入れている番組だと言っていいのではないかと思う。今回もゲストに北原佐和子・片桐はいり・渡辺哲・中島陽典など、結構豪華な人を呼んでいる。北原佐和子など、アイドルの頃は「グラビアはともかく、喋らせると個性も魅力もない」と酷評されていたのに(『夏の秘密』なんて、ミステリって言うより主役の女の子の水着を見せるだけの目的で作られた映画にも出てたな。いやもう、このときの演技が超ダイコン。誰か知ってるやついるか?)、中年になって、確かに多少くたびれてきちゃいるが、その中に女の芯の強さと言うか、細やかな情を表現できるようになってきた。……人間、変われば変わるものだねえ。

 森総理の退陣、どうやら避けられないような雰囲気になりつつあるようである。日本の政治家は政策の失敗の責任を取る形でなく、たいていは人気取りの失敗で引き摺り下ろされるのが常だから、これまでは失言こそ多々あるものの、味方も多かったために何とか持っていた感じであったが、そろそろ「愛想が尽きた」という仲間も増えてきたのだな。まさに沈む船から我先に逃げ出すネズミである。
 それにしても日本人を誘導するのは簡単なものなのだなあと思う。若者の政治離れを嘆き、「選挙に行こう」なんて言ってるオトナたちだって、結局は情実で動いているのだ。要は大衆の情を動かすことができれば、事実の解釈も自由自在に操作できるのである。「神の国」では辞任に追い込めなかったのに、「事故時にゴルフしてた」ということで辞任させられるとしたら、それはそれで大衆の危機管理意識の方がもともと低いと言えるんだが、今回の件ではそれを大衆に感じさせずにうまいこと森総理の問題としてスライドさせている。
 だから「トカゲの尻尾切り」は、日本の場合、下っ端だけが被るものではないのである。私ゃマスコミのインタビューに「森さんにはすぐ駆けつけてほしかった」と答える被害者のほうが怖いよ。マスコミがそう誘導して答えさせたのは分るが、事故にあってる最中に当の被害者が総理のことなんて考えてる余裕あるわけないじゃん。被害者もよく自分が誘導されて言ってるってことに気づいてないんだろう。怖い怖い。
 第一、森総理が辞任して別の総理に代わったって、日本人の平和ボケが治るわけでもないのに、なぜそのことに言及する識者がいないのか?(でもだからって森でいいと言いたいわけでもないが) はてさて、自らの責任を一人に押しつけてノウノウとしている本当の卑劣漢は奈辺にいるのやら。

 ホームページを立ち上げると決めてから、日がな一日パソコンの前に座りっぱなしじゃないかと女房が文句を言う。日記を書くだけで何時間もかけてどうするかと。そりゃまあ、一気に書くんだったら、小1時間で書けちゃう分量ではあるが、テレビやビデオを見、考え事をしながら書いているので、別に無駄な時間を過ごしているつもりはないんだけどな。
 それに今は小説やマンガを読んだ感想も映画の感想も全てこの日記にアップしているが、ホームページを立ち上げたらそれぞれコーナーを作って分戴するつもりである。そうすりゃ今日の日記などは半分に……ならんな(^_^;)。
 何とか時間を有効に使うしかないかな。

 晩飯はコンビニで買ってきた麻婆豆腐にねぎま。給料前なのでささやかである(^_^;)。また風邪引いちゃったし、誰か差し入れ持って見舞いにきてくれ(^o^)。

02月15日(木)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る