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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■『イッセー尾形のつくり方2006in博多』ワークショップ」四日目/不幸なことが幸せ
 「一回、落ちちゃっていいのね。それからどう盛り返すか、その立ち直り方が分かれば、こちらから合図を出さなくても自分で何とかできるから。そうすれば鬼に金棒なのね」
 その金棒が手に入らないんですよ、森田さん。

 私も昨日の繰り返しで、新しい発見ができなかった。
 表面上、どう見えたかは分からないが、かなり落ち込む。

 今日一番受けていたのは、若い暗めの男性と、高校生のコンビだった。
男性が最初に喋ろうとするのを森田さんが制止して、一方的に高校生に喋らせる。高校生はショボンとしている男性に、駄々をこねたり携帯でほかの男性とわざとらしく電話して反応を引き出そうとするが、男性は沈んだままだ。
 「ねえ、どうしてそんなに無表情なの?」
 それでも無表情な彼に、みんな爆笑。
 散々責められても無言な彼に、
 「嫉妬もしないの?」
 彼はようやくポツリと
 「いや、嫉妬した」
 してるのか、お前、といった間抜けな雰囲気が流れて、また大爆笑。

 まだまだ組み合わせは決まらない。先はまだまだ見えない連休が終わり、あとは四日間。

11月12日(日)
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