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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■お隣さんがアレなのは分かっちゃいたが/映画『柳生武芸帳』(近衛十四郎主演版)
 何だか今ひとつ納得が行かないものを感じはするが、これで客足が落ちるとか、損害を被る事態にもならないような気がする。行くと決めたら何があろうと行くのがオタクだ(笑)。ちょっとばかしミソをつけられた印象ではあるが、今後も逞しく商売繁盛であれば問題はないんだろうね。
 私も、こんなことなら風俗指定を受ける前に行っときゃよかった、と思わないでもないが(笑)、前にも書いた通り「メイドさん萌え〜」な属性は私にはなくて、こういう店が求められる文化的背景に興味があるだけなので、実際に行ってオムライスにどんな字を書いてもらうか求められたら、何を書いてもらうか分からずに困ってしまっただろう。どうせ福岡のオタクでブログやサイトを開いてないやつの方が少なかろうから、検索かければ「今日もメイドカフェ通い」なんてレポートは腐るほどヒットするだろう。そういう「濃ゆい」のを読むだけで充分お腹いっぱいにはなるから、無理に足を運ばなくても充分(笑)。


 仕事が終わって、しげと父のマンションまで出かけて行く。
 「給料日前だし、腹も減っとろう」と言われたので、素直に奢られに行くのである(笑)。なんだかんだで父と会う機会が増えてきているが、父に言わせれば「思い出作り」なのだそうだ。「最後に頼れるのは血の繋がった身内だ」なんてことも言うのだが、血が繋がっていても心が繋がってない例の方が世間には多いというのが現実である。
 ダイヤモンドシティの回転寿司屋で、たらふく食事。昨日もこの店に来たのだが、待ち客が20人以上いたので、あきらめて別の店に入ったのである。以前はこの店、そんなに混んでいなかったのに、いつの間にかダイヤモンドシティでも一番人気の店になっていた。理由はよく分からないのだが、テレビや雑誌で紹介されたとか、そんなことかもしれない。
 私と父は流れてくる寿司を目ざとく見つけては食べるのだが、しげは好みのネタが来ずにモジモジしている。
 「好きなのが来よらんとね?」と父が聞くと、コクン、と頷くので、「注文ばすればいいとたい」と言って、呼び出しボタンを押した。しげが店員さんに「穴子の一本握り」を注文するのを見て、父がまた「一つでいい?」と聞くと、「じゃあ二つ」と訂正する。既にそれは流れていたのを食べているのだが、しげは好きなネタの数が少ないので、気がつくと穴子と穴子とサーモンと穴子とサーモンと赤身とサーモンと穴子と穴子と赤身とサーモンと穴子と、同じものばかりを食べることになるのである。で、結局この日は穴子を五、六個は食べたみたいである。
 以前、上京した時も、帰りの土産に穴子寿司を丸ごと一本買って行って、殆ど全部一人で食いつくしたことがあったが、多分しげは世界で三本の指に入る「穴子フリーク」であろう。どうせなら芸名も「穴子」にしてしまえばよかったのに。


 福岡ソフトバンクホークスと千葉ロッテマリーンズのプレーオフ第五戦、2―3でホークス敗退。最初リードしていたので、守りに入った途端に負けたって感じ。こういうときは「負けてもいいから攻めていけばいい」ってのがセオリーだし、本当の野球ファンなら結果論よりもプレー自体を盛り上げてくれることを期待すると思うので、ホークスは最後に来て自ら墓穴を掘ったって感じである。
 解説の野村克也が「ホークスは引き分けでもいいんですからね」とか「ロッテが逆転するには、強攻策よりはバントでしょう」とか言ってたが、ことごとく外れていた。こういう口だけさんが楽天の監督になってもチームはたいしてよくもならんと思うが、なぜか妙に信頼されてるよね、この人。


 録画しておいたBS映画『柳生武芸帳』を見る。
 近衛十四郎の代表シリーズの一作目だが、この役者さんが時代劇史上、最高の剣戟役者だってこともだんだんと忘れ去られて行ってるんだよなあ。マトモなチャンバラ時代劇ってのはホント、昭和40年代で死滅してしまつてるんだよね。
この映画についても以前日記に感想を書いた気はするが、見返してみていくつか発見したこともあったので、覚書程度のことを書いておくことにする。

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10月17日(月)
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