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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■ヒビキヒビキヒビキ/『劇場版 仮面ライダーヒビキ(響鬼)と7人の戦鬼』
 今回のエピソードに対してオタクが反発する気持ちは分からんでもないのだが、突拍子もない展開という意味では、第一話を初めて見たときと、印象はたいして変わらないのである。「音撃戦士」の設定に視聴者が慣れてしまったために、ここしばらくは「まったり」と感じてしまっているのだが、相変わらずこれは「ヘンな」ドラマだ。そのヘンな話にうまく乗せられて油断している心の間隙に、リアルな人生の指針がぽこっと嵌め込まれていく。だから感動が生まれる。そこが面白い。
 オタクはすぐに冷静さを失うから困ったものなのだが、もともと「こんなの『仮面ライダー』じゃない」シリーズの中で、更に「鬼っ子」である『響鬼』について、また「こんなの『響鬼』じゃない」と騒ぐことが、あまり意味のあることのようには思えない。どうやらこれで「明日夢君弟子入り路線」が引かれそうな感じだから、あまり文句付けずに今後の展開を見守るのがいいんとちゃうかね。
 ああ、でもヒビキが「昨日から始まった面白い映画」の宣伝をしてたのはふざけすぎ(笑)。 


 台本を書こうと机に向かうが、遅々として進まず。
 気分転換にテレビを見たりDVDを見たり。『アッコにおまかせ』の総集編など。
 こういうバラエティ番組に出たときのゲストって、どうしてイヤなやつにしか見えないのかね。もしかしたらもとからイヤなやつなのかもしれないけれど。

 G2プロデュースからDVDが届いたので、『おじいちゃんの夏』2002年初演版を見る。青山円形劇場での収録なので、北九州芸術劇場での再演のときのように、幽霊を舞台上に台移動で見せる手段は使えないので、幽霊はみんな歩いてくる(笑)。 
 学歴自慢のギャグで、北九州版では「西南学院大学」と「東大」のどっちが上か、という比較であったが、東京版では「青山学院大学」と「東大」になっている。要するに「青学青学と威張るじゃないよ、東大出には敵いやせぬ」というギャグなのだが、北九州でこのギャグがあまり利かなかったのは無理からぬ話である。「西南」って、決して悪い大学じゃないが、かと言って威張れるほどの大学でもないし、東大と比較して笑うには中途半端なんである。それに福岡ならともかく北九州じゃ地元とは言えないし。「北九大」か「九大」にした方がよかったと思うが、こっちの事情に詳しいスタッフがいなかったんだろう。
 キャストは初演版なので一部が変わってはいるが、筋に違いはない。笑いがイマイチ取れていない点も共通している。そういうところは再演版で改定しといてほしかったなあ。


 何気なく『平成教育予備校』を見てたんだけど、ゲストが『容疑者室井慎次』の柳葉敏郎、佐野史郎、八嶋智人。これがまた、みんなからきし問題が解けない。柳葉敏郎がましなくらいで、意外なことに佐野史郎がてんでダメである。
 けれどこれは、別に佐野史郎が馬鹿だってわけではなくて、やはり「スタジオで解く」緊張感が焦りを誘発しているせいだろう。「一分以内に解け」というのはかなりのプレッシャーである。
 入試問題なんてのは、中学レベルならどんな進学校であっても、落ちついてさえいれば、誰にでも解ける。例えば、今日出た国語の問題で、「上と下の漢字を入れ替えると意味が変わる二文字」、ということで、「生まれ持った能力」「つつましくすること」というヒントがそれぞれに出されるのだが、答えは「素質」と「質素」である。この二つの漢字を知らない大人は多分殆どいないだろうが、いざ解答させようとするとなぜか思いつかなくなってしまうのである。だから実際、入試ってのは知識よりも「度胸」の方が必要になってくるのだ。
 威張るわけではないが、この手のクイズ番組は、私はたいてい満点を取る(だって、所詮は中学入試の問題だからね)。今回も全問正解したのだが、多分、スタジオで解答させたら、一、二問は間違えていただろう。それくらい、「入試」などのプレッシャーは大きいのである。


 夜、キャナルシティのAMCで『魔法戦隊マジレンジャー THE MOVIE インフェルシアの花嫁』&『劇場版 仮面ライダーヒビキ(響鬼)と7人の戦鬼』。

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09月04日(日)
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