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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■負けるな小林雅文!/映画『ノロイ』
事件が起きたのが先月の末、数回に渡ってだと言うから、高野連の通達はまたまた無視された形になる。もう断定しちゃって構わないと思うが、野球やってるやつなんて頭ノーテンパーの猿ばっかなんじゃないか(昔、そんなこと言ってた野球選手がいたなあ)。
ちょっと世間の注目を浴びてチヤホヤされただけのことで、自分たちがやってることがたかか高校の部活動に過ぎないという事実を忘れてしまい、何をやったって構わない立場にいると思いあがってしまっているのである。でなきゃ、こいつら、「喉元過ぎる」のがあまりにも早すぎるだろう。暴力振るっても「バレるわきゃない」くらいに舐めてたんではないか。記事には出ていないが、被害者に脅しをかけてた可能性だってある。そのメンタリティは殆ど「犯罪者」に近い。
これだけ事件が続発しても、まだ野球部員たちに対して同情的な意見を述べたがる能天気な連中は多いだろうが、これが「一部の不心得者」の仕業などではないということに、いい加減で気付いたらどうなんだろうね。教育効果のない部活動なんか存続させる意味がどこにある。だから一回、甲子園大会を中止させるくらいの大鉈を振るわなきゃ、この陰湿な体質は絶対に治らないって。
こうなるともう、野球ファンでも高校野球ファンでもない外野としては、「次はどこの学校の不祥事が発覚するかな」って陰険な見方をしたくなるね。それでまた野球トバクができたりしてな。
そこのピュアなお方、もしあなたがまだ「健全な青春の汗と涙」なんてものを高校球児に見出そうとしてるんだったら、それって全くの幻想なんですからね。あいつら有名になって女とヤルことしか考えてないやつが大半なんだから。
夕方、父の店に出向いて、姉にしげの髪を摘んでもらう。
もうかなり伸びてきていて、いかにも鬱陶しそうだったし、ハカセの結婚式にも出なければならないから、「バッサリ切ってもらったらと言ったのだが、父も姉も「結婚式に短い髪じゃいかん」と言うのである。どういう理屈だかよく分からないのだが、結局、前髪、後ろ髪を切りそろえる程度にしておいた。それでも少しは明るい雰囲気になる。
父を誘って、志免の「ウエスト」で焼肉。父のマンションの近所だけれど、父は今まで入ったことがなかったそうだ。適当に注文したら、なぜか注文した倍くらいの量の肉が並べられて驚く。ウェイターさんが入力ミスしたんだろうと思うが、今更戻せとも言いにくいので、ひたすら三人で食べる。糖尿二人に肝機能障害一人で焼肉食いまくるというのも困った図式なのだが、たまにはこういうことがあるのもしようがない。
夜、ダイヤモンドシティのワーナーマイカル福岡ルクルで映画『ノロイ』。
この「ノロイ」という発音を私はつい「“ノ”ロイ」と「ノ」にアクセントを付けて発音してしまうのだが、これはもちろん『ガンバの冒険』に出てくる大イタチ「ノロイ」の影響である。カタカナで書かれちゃうととどうしてもねえ。チケットを買う窓口では気をつけて「ノ“ロイ”」と言ったのだが、そしたら受付のねーちゃんが「『“ノ”ロイ』ですね」と返事をしたので驚いた。別にこの子が『ガンバ』のファンだとは思えないのだが。
公開劇場数が少ないので、興行収入の上位に食い込んではきていないのだが、低予算映画としては、充分ヒットしているらしい。事前情報をあまり仕入れずに見に行ったのだが、『六番目の小夜子』の松本まりかが本人役で出演(つかほぼ主演)していたので驚いた。声が鼻声で癖があるけど、使いようによっては伸びると思っていたので、ちゃんと活躍してたのが嬉しい。
物語は「怪奇実話作家の小林雅文」が謎の失踪を遂げ、残されたビデオテープに衝撃的な映像が残されていたという仕立てになっている。要するに『ブレアウィッチ・プロジェクト』の線なのだが、お話の中心に「小林雅文」という何ともバイタリティー溢れる、そしていささか向こう見ずというよりはかなり抜けたキャラクターを設定したおかげで、全編爆笑に継ぐ爆笑の「川口浩探検隊」風のトンデモ番組に仕上がっていた。
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09月02日(金)
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