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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■福岡・佐賀地震続報。泣いてたまるか(ToT)/ドラマ『青春の門 筑豊篇第一夜』
私自身は母が急死したとき、父に「一緒に住もうか」と持ちかけたことがあるので、親との同居にはなんら抵抗はないのだが、これまで「だらしない息子との同居はいやだ」と拒んできたのは父のほうなのに、どういう心境の変化か。別に地震のせいで急に気弱になったとも思えないので、これは年を取ってきて次第に「血は水よりも濃し」と思うようになっていたということなのだろう。
しかしこういうときの返事が一番困るのである。ここで「金なんてない」と正直に言ったら、「一緒に住みたくないからそんなこと言ってるのだろう」と勘繰られかねない。「住んでもいいけど、ただしお金はそっち持ちでね」とはひどい息子であるが、それ以外に答えようはないのだ。
しげは「一緒に住んで困るのは父ちゃんのほうやろ」と言うのだが、確かに「自分が迷惑をかけるのを前提で住んでくれ」という意識の持ち主と暮らすことくらい、大変なことはあるまい。
ネットで劇団の連中の日記を見てみたが、ハカセ(穂稀嬢)、らぶきっつぁん(桜雅嬢)の消息は未だ知れず。電話を何度かかけたのだが全く通じない。劇団ホームページの掲示板には状況報告をするように書き込みしていたのだが、見ていないのかもしれない。地震から十時間経っても何の状況報告もないと、実際ちょっと心配になる。ハカセとか、もしもダーリンのとこにしけこんでたとしたら、震度のいっちゃん高いところなのである。
加藤くんが「PP関連でメールくれたのは加藤さんだけだった」(この「加藤さん」は草野さんのこと)と書いてるのを見て、なんじゃいなと首をひねる。もちろん私もしげも加藤君には何度も電話をかけたりメール送ったりしてるのだが、全然不通だったのだ。よしひと嬢と連絡が付いたのもかなり遅くだったし、これだけの地震があれば連絡が付きにくくなるのもちょっと考えてみれば当然見当がつきそうなものなのだが。
だからこそこちらは、長いこと更新してなかった自分の日記にも掲示板にも、早い段階で状況を書き込んでおいたし、劇団の掲示板にもみんなに向けて無事なら無事だと状況を知らせるように書き込みをしておいたのだが、どうも加藤君は自分が心配されているということの意味がよく分かっていないようだ。軽いユーモアのつもりかもしれないが、こういう事態の最中では、卑下はただの悪ふざけにしかならない。地震速報でアニメや特撮番組が潰れることを憤る腐女子とたいしてレベルが違わず、彼女たちを笑えないのである。
そのあたりの感覚がイマイチないのが加藤君のおっちょこちょいなところで、本人は冷静なつもりでも、やはり浮き足立っているのだろう。
寝る間際に、マラッカ海峡で海賊に拉致されていた韋駄天の乗組員が無事解放されたとのニュース。まあ、少しは明るいニュースと言えるか。身代金の話がどうなったのか、不透明ではあるけれども。
全く今日は、一日でいろいろ波乱万丈なことであった。
〔これより3月21日の日記〕
夕べは興奮していたのか「寝付けない」と言っていたしげ、朝っぱらからイビキをかいて寝ている。最近とみに顎の下に肉が付きつつあるので、その騒音は弥増す一方である。
一夜明けて、テレビを点けてみると、昨日は放映されていなかった地震当時の映像がいくつか増えている。戦没者慰霊会の様子やら、昨日とは別の保育園の卒園式の様子やら。いつもいつも思ってることなんだけれど、こういう映像ってどうやって入手しているのかね。局のほうから「そちらに映像はありませんか?」って尋ねに行っているのだろうか。素材がそこまで必要なのかよと、これもいつもながらマスコミに対する不快感は晴れない。あとは九電記念体育館に避難している玄海島の人々の様子を紹介。これも一時避難でしかないわけで、先行きが見えない様子は見ていて胸が痛む。私はまだ運がいいほうだ。
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03月21日(月)
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