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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■金ならないっ!/『ルパン三世officialマガジン』VOL.3
今日出ていた男がまた、女を三股、ほかにキープも十人いるというプレイボーイで、同棲してる女性にそのことをなじられても「オレ、人を好きになるってことが分かんないから」とか「オレの好きとお前の好きは多分違うんだよ」とか開き直って言ってやがるんである。そりゃ「ぼくたちラブラブで〜す」なんてベタベタしてるバカップル見てると確かに「こいつらの好きって犬と変わらんな」なんて思っちゃうし、人間心理を突き詰めて考えて行けば「好きとは何か?」に対する答えなんて簡単に出せないことは納得できるんだが、それを三股の言い訳にすることとは次元が違う。個々人の恋愛観は違っていて当然だから、そこで相手との間の「すり合わせ」が必要になってくるわけだが、それを根本的に否定しているわけで、そんなカップルがうまく行くわきゃない。
ところがいったんはその男と「分れる」と言っていた女性、自分が妊娠していることを知ってヨリを戻しちゃうんである。「彼もほかの女と別れたから」とか言ってまた頬染めたりしてるんだが“そんなの男のウソに決まってるではないか”。
まあ、番組の性質上、ヤラセもかなりあるんじゃないかとは思うけれども、それにしてもどうしてこう浮気して悪びれない男がこうも多いのか、そこんとこがよくわかんないのである。いや、そりゃ私だって女房が鬱陶しくなったときに偶然きれーでやさしーねーちゃんに会ったりしたら、ついグラッと心が揺れ動いたりする心理は分かんないわけでもない。でもねえ、だからと言ってそういう女性とどうこうなりたいとまでは思わないのよ。たとえ向こうから迫られたとしてもそんな気には全然なれない。いやさ、道徳がどうのこうの言う以前によ、浮気がバレたあとの修羅場とか後始末とか慰謝料とか、リスクを考えたら浮気してトクすることなんて何もないってこと、バカにも分かるリクツだから。何だかんだヘリクツこねたってよ、結局浮気する男ってただの妄想野郎で女性や世の中ナメてるだけなんじゃないのか? そう言えば、「浮気は文化だ」とか嘯いてた某タレントさんも離婚の原因になった愛人から振られちゃいましたね。まあ、自己正当化することしか考えてない男の末路なんてそんなもんでしょうよ。
『モンキー・パンチpresents ルパン三世officialマガジン』VOL.3。
またまたマンガ家を交代させて続けているコミック版『ルパン三世』だけれど、今度の深山雪男版の単行本タイトルは『ルパン三世M』になっていた。これでようやく気付いたんだけれど、先代の山上正月版が『ルパン三世Y』だったのはつまりマンガ家さんのイニシャルだったんだね。今後も時々マンガ家を代えて存続して行くのなら、同じイニシャルのマンガ家さんになったらどうするんだろうとか考えちゃうけど、そういうのは余計なお世話かな。
でも深山版のルパン、あまり長く続かないんじゃないかなあ。線固いし。
付録に旧ルパン三世のアバンタイトルだけを集めたDVDが付いているけれども、これが「お宝アニメ」なんて表紙で紹介されてるのな。もうこの第1シリーズを見たこともない若い人もたくさんいるってことなんだろう。でも1971、1972年当時、この視聴率が一ケタだったという旧『ルパン三世』をリアルタイムで1話も見逃さずに食い入るように見ていた身にしてみれば、『ルパン』と言えばこの第1シリーズの前半、「大隅正秋演出ルパン」以外にはないのである。
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02月07日(月)
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